en Factory ブログ

ミシンを踏むショッピングバイヤー・MDの「リアルな一日」

2月15日から中途採用にて、ショッピング事業部MD(マーチャンダイジング)チームで勤務している高坂昇兵と申します。

私はMDチームですがバイヤー業務はしておらず、新規で立ち上がるアパレルブランドの立ち上げを中心に業務にあたっています。
これまで長くアナログな体質のアパレル業界におりましたので、エンファクトリーに入社し新しい情報や仕組みに触れて学びが多い日々です。

実際に1か月近くですが勤務して、「社員の方ひとりひとりが自立して自分の役割を進めている」というのが所感です。「自由」といえば一言で済んでしまいますが、なにもかも自由なだけではもちろんありません。

例えばひとりひとりの行動は共通のカレンダーで可視化できるようになっていますし、工数管理を行い事業にどれだけの人員と時間が使われているのかが数値化されています。秩序ある中での自由ですので、自分で責任をもって業務にあたる環境ができています。

入社1か月ちょっとの私でも(もちろん報告連絡相談といった基本的なマナーを守りながらも)自分から業務を進めていくことができます。

ある日の私の一日をご紹介します。

 

■9:00-9:30 情報収集、メールチェック

朝はNewsPicks等の記事をチェックします。アパレルの情報よりも他の業界のニュースや動向を見ていることのほうが多いです。学生時代の恩師からは「ファッションの情報しか知らないなんてファッションを作るとはいえない」と口を酸っぱく言われ続けていました。

■9:30-12:00 サンプルパターン

新しく立ち上がるブランドの製品の型紙を作成します。設計図のようなものです。平面から立体にしていくというところが服作りの面白いところです。

■12:00-14:00 新ブランド WEBページ、ブランディング会議

ブランドのWEBページ案や、どのような「ワード」や「写真」があれば受け取る人に自分たちが伝えたいことがしっかり伝わるのかを打ち合わせしていきます。

(14:00-15:00 お昼)

■16:00-17:30 サンプル縫製

午前中に作成したパターンで実際にサンプル用の生地で試着ができるサンプルを製作します。簡単なものであればパターンから縫製まで1日あれば終わってしまいます。

■17:30-18:00 生地選び打ち合わせ

秋にデリバリーする予定の製品もはやくから生地の選定をしています。生地メーカーさんと商談をしてサンプルをいくつかもらい社内で検討をします。

■18:00-18:30 一日のまとめ

その日にあったことや忘れてはいけないことを自分のメモに残して退社。

 

日によって行う業務も違いますが一例としてはこのように動いています。

1つのブランドの企画から生産まで全てに携わっていくので、前職で生産管理をしていたことを活かしながらもまだまだ知らないことが多いなと感じます。

知らないことのほうが多いですが、今の時代インターネットを調べれば大抵のことはヒントがあります。社内の先輩方や取引先の方々にもわからないことは、謙虚な気持ちを忘れずに遠慮せずどんどん聞き、恐れることなく新しいことにチャレンジしています。

今後は自分の持っているスキルを活かしながら会社に貢献し、自分のスキルアップに繋がるような未知の領域へ会社をうまく活用しながら足を踏み入れ、「個」としても「組織人」としても力をつけていきたいと思っております。

 

 

最近の投稿

月別投稿

PAGE TOP