WEBでオウンドメディアを運営するにあたり、コンテンツマーケティングの成功を左右するのは記事の質です。
特に最近では「専門性」が重要視されており、SEO観点からも専門性がある質の高い記事はGoogleアップデートにも強い、メディアの資産となりうる記事だといえます。
そんな専門性と質が高い記事を執筆できるライターは、どのように探せばいいのでしょうか?
今回はライターの選び方を4つを紹介します。それぞれのメリット・デメリットを踏まえた上でライターを探し、オウンドメディア運営の成功につなげていただければ幸いです。
ライターの探し方4選
ライターの見つけ方は4つあり、自社(オウンドメディア)で募集する、SNSを活用する、編集プロダクションに依頼する、クラウドソーシングを活用するという方法があります。
次章から詳しく説明しますが、それぞれのメリット・デメリットと単価を踏まえた上で、良いライターを探していきましょう。
ライター相場
単価はメディアに掲載する記事の性質やテーマによってピンキリであるものの、WEBで記事執筆を行うライターの単価は、最低でも1文字1円が目安です。
ただし1文字1円はあくまでも最低基準。単価が高ければ、その分良いライターを見つけやすいため、可能であれば1文字2円〜検討をするのがおすすめです。
専門的な知見が必要なメディアであれば、単価は1文字3~5円、場合によっては10円超えになる場合もあります。
なお編集プロダクションに依頼する場合、文字単価は最低1文字10円〜が相場になります。他の方法と比べて単価が高めですが、記事質が担保されているため安心感があるといえるでしょう。
(1)自社サイト(オウンドメディア)で募集する
まず一つ目の自社サイト(オウンドメディア)でライターを募集する方法です。
メリット | デメリット | |
自社(オウンドメディア) | ・メディアのファンや思いに共感したライターから連絡が来る可能性が高い ・社内でライターを確保できる | ・記事の質が不確実 ・応募が来ない可能性もある |
メリット:メディアへの共感・理解がある/社内でライターを確保できる
自社サイト(オウンドメディア)から応募したライターは、既にサイトを確認している場合が大半です。そのため、メディアのコンセプトや配信したいテーマに共感し、執筆することに強い思いを抱いている可能性が高いといえます。
記事の質はライターの熱量も大幅に関係する部分です。長期的に良いライターと関係性を築き、コンテンツマーケティングの効果を高めるためにも、なるべく自社サイト(オウンドメディア)に関心の高いライターを見つけることをおすすめします。
また自社サイト(オウンドメディア)で募集すると、ライターと直接契約を結ぶことができるため、社内でライターを確保できるメリットもあります。クラウドワークスを活用すると、ライターと直接契約ができないため、突然アカウントが消える可能性や、急な仕事への打診がしにくい傾向にあります。
しかし社内に良いライターを確保し業務委託契約等を結んでいれば、突然ライターが消える可能性を極力減らすことができますし、急な仕事でも多少融通を効かせてくれるかもしれません。
社内にライターを確保することでライターを探す手間も省けるため、ライターと長期的な関係も保ちやすく、質の高い記事を継続的に発信できるメディアの信頼性を高めることができるでしょう。
デメリット:記事の質が不確実/応募が来ない可能性も
一方でデメリットとしては、ライターの記事の質が不確実であることと、応募が来ない可能性があることです。
一定の記事の質を担保するために、募集要項に「WEBライター歴○年以上の方」「実績をご提示できる方」「○○(メディアのテーマ)に対し専門的知見を持っている方」といった条件を加えることで、良いライターを獲得しやすくなるでしょう。
(2)SNSを活用する
ライターの探し方2つ目は、SNSを活用する方法です。自社(オウンドメディア)でのライター募集をSNSで拡散する場合と、SNS上で直接募集をかける場合の2パターンがあります。
基本的なメリット・デメリットや単価は、上記の自社(オウンドメディア)でのライター募集をする際とさほど変化がありません。ここではSNSを活用する上での特有のメリット・デメリットを詳しく説明します。
メリット | デメリット | |
SNS | ・より多くの人に拡散できる ・発信力のあるライターを見つけやすい | ・SNS運用の手間がかかる |
メリット:より多くの人に拡散できる/発信力あるライターを見つけやすい
SNSを活用することで、今まで届いていなかった良いライターにも情報をリーチできる可能性が高くなります。
またインフルエンサーのように、発信力のある良いライターを見つけやすいのもSNS活用のメリットです。執筆記事を自分のアカウントで拡散してもらえれば、一定の集客も見込めるでしょう。
デメリット:SNS運用の手間がかかる
SNSを活用し良いライターを見つけるには、日頃SNSで発信を行なっているかどうかも影響しています。極端に投稿やフォロワー数が少ない、ライター募集の投稿しかない場合は、メディアが信用されにくく、良いライターは見つかりにくいでしょう。
そのためSNSを活用するデメリットとしては、SNS運用の手間がかかるという点があります。
Twitterでライター募集するポイント
Twitterを使ってライターを募集する場合、ハッシュタグをつけて投稿するのがおすすめです。
代表的な例だと、「#ライター募集」「#webライター」といったハッシュタグがよく使われています。あまりたくさんのハッシュタグをつけると、見栄えがあまり良くないので2〜3個に留めましょう。
また「ライター」などと検索をして、良さそうなライターに直接打診する方法もあります。過去の投稿からその人の特性や趣向をうかがえるため、そこまで記事質の悪いライターに当たる可能性は低いといえます。
(3)編集プロダクションに依頼
自社メディア(オウンドメディア)やSNSに頼らず、編集プロダクションにライター探しを依頼することも一つの方法です。
メリット | デメリット | |
編集プロダクション | ・記事の質が高いレベルで担保されている ・難易度の高い記事・マニアックなニーズ記事も制作可能 | ・やや単価が高め ・社内にライターを確保できない |
メリット:記事の質が高い/難易度の高い記事も制作可能
編集プロダクションのメリットは、編集・ライター経験の豊富な人材に記事制作を依頼することができるため、記事の質が高いレベルで担保されている点です。
一次情報をもとに記事が制作されるため、競合サイトとの差別化が図りやすいメリットがあります。最近はGoogleを筆頭にした検索エンジンにおいて、権威性と信頼性が担保された記事が上位表示される傾向が日に日に高まっています。
そのため編集プロダクションに依頼すれば、アップデートに強く検索エンジンで評価されやすい、専門性の高い記事が作成できるため、メディアの価値を飛躍的に高められるでしょう。
専門家の知見を記事にするといった難易度の高い記事や、少しマニアックなニーズに対する記事に関しても柔軟に対応してもらえるでしょう。
デメリット:やや単価が高め/社内にライターを確保できない
デメリットとしては単価が他の方法と比較するとやや高めである点と、社内にライターを確保できない点があります。
記事のクオリティが高いために単価が高いのはある程度仕方がないものの、毎回依頼をするとなると、金銭面・コミュニケーション面でのコストがかかります。
(4)クラウドソーシングでライターを探す
4つ目に紹介するライターの探し方は、クラウドソーシングを活用する方法です。
メリット | デメリット | |
クラウドソーシング | ・多くのライターを短時間で見つけやすい | ・社内でライターを確保できない |
メリット:多くのライターを短時間で見つけやすい
クラウドソーシングサービスは多くのライターが利用しており、一回の募集だけで多くのライターを短時間で見つけやすいメリットがあります。
クラウドソーシング上でプロフィールや過去の実績を閲覧できるため、メディアとマッチしやすい良いライターも見つかりやすいでしょう。
デメリット:社内でライターの確保ができない
デメリットは社内でライターの囲い込みができない点です。基本的にクラウドソーシングサービスでは、直接契約に移行することは禁止されています。
そのため記事制作の度に依頼する必要がありますが、良いライターであるほどスケジュールは詰まっている場合がほとんどであり、執筆できないと言われる可能性が高いです。
その度に新しいライターを確保する必要があるため、安定的に質を担保した記事制作を行いたい場合は、他の方法と併用するのがおすすめです。
代表的なクラウドソーシングサービス①CrowdWorks
CrowdWorksとは、ユーザー数300万人を誇り、約70万社の企業が利用している日本最大のクラウドソーシングサービスです。
知名度の高さや豊富な案件数で言えば、CrowdWorksは他のサービスと群を抜いています。
CrowdWorksは高いスキルを持ち合わせたライターが多数登録しており、良いライター探しにおすすめのサービスです。
代表的なクラウドソーシングサービス②Lancers
Lancersは大手企業やベンチャー企業まで、約40万社以上の利用実績がある、日本最大のクラウドソーシングサービスです。
知名度や案件数はCrowdWorksに劣るものの、Lancersは「安全な報酬支払いの仕組み」「依頼アドバイス機能」「フリーランストータルサポート」といった、Lancersで働くユーザーに対してのサポートが充実しています。
そのため質の高いライターも多数在籍しており、良いライターが見つかる可能性が高いでしょう。
オウンドメディアでの記事制作は良いライターの確保が肝になる
今回は良いライターの選び方を4つ紹介しました。
良いライターが確保できるかは、オウンドメディアで記事制作を行い、コンテンツマーケティングを成功させるために非常に大切です。
さまざまな方法を併用しながら、良いライターと出会い長期的な関係を築いてくださいね。
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また、編集者が内部に在籍しているため、専門性を有した質の高い記事、つまりGoogleの評価が高いコンテンツが作成できます。
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