これまでの
職務経歴
CCC、カルフールにてそれぞれMDを歴任した後「スタイルストア」創設に参加。後に同事業の事業統括、ギフト専門オンラインショップ「COCOMO」の創設、「専門家プロファイル」の事業統括等を歴任し、enFactory執行役員を退任した後に2012年7月独立。世界から必要とされている日本のものづくり企業を海外市場に繋ぐ事業を展開中。
ーー 現在どのような事業をされていますか?
大谷:これまでに培ったMD経験を活かし、真面目にものづくりを続ける日本の中小企業の商品開発・ブランディング・販売支援の他、日本のものづくりの力は、世界から必要とされていると強く感じ、世界のHUBであるシンガポールで現地クリエーターと共にローカライズ商品の開発・販売をする等、Made in Japanの海外進出をサポートしています。
ーー フェローとしての、エンファクトリーの関わり方、また、得られたことは何ですか?
大谷:会社を離れても、これ迄のお取引先様と自然に繋がる関係性を持てる事が強みです。会社ではリソースの観点から優先順位が低いプロジェクトもフェローと言う外部の立場から主導する事が可能です。メイドインジャパン・シンガポールチャレンジの企画はそのような環境下で実現し、つくり手の海外進出に大きく貢献しています。
自らのスタンスを貫き、
次の世代に何らかのヒントを遺したい
ーー あなたにとっての「生きるを、デザイン」を教えてください。
大谷:不確定要素の多い現代社会において、己の特徴を踏まえつつ未来の選択肢に柔軟性を持たせる環境をつくり続ける事や、アジアの中の日本としての役割を常に意識しています。そのようなスタンスを貫く事で、アジア圏内の相互理解促進や、次の時代を生きる世代に何らかのヒントを小さくとも遺す事が出来ればと思っています。
KCmitF代表、lo-op LLPファウンダー&enHubオーガナイザー 大谷 啓介