新しい働き方「パラレルキャリア」を支援する、ITサービス10選！（後編）

働き方

新しい働き方「パラレルキャリア」を支援する、
ITサービス10選！（後編）

2016.07.08

BY 藤生朋子

エンファクトリーのブログをスタートして、
そろそろ1年になります。

その1年前に、わたしは
「新しい働き方「パラレルキャリア」を支援する、ITサービス10選！（前編）」
というブログを書いたのですが、
本日は、その後編をお届けできればと思います。

いやぁ〜〜〜↑（最近の社内流行語）、
そうなんです、年を重ねると、光陰矢の如し、
とても時間が早く感じるものです。

そんなあっという間の1年という間で、
「パラレルキャリア」「新しい働き方」という点においても、
企業や各種イベントなどで新しい働き方の動きも活発になったかと思います。

・2016年1月
　日テレ NEWS ZERO 番組特集 ”複業”OKの会社…ナゼ？
（エンファクトリーの専業禁止の取り組みが放映されました）

・2016年2月
　ロート製薬株式会社：国内1500人の社員を対象に副業制度を導入

・2016年3月
　会社員も副業可能に　諮問会議で提言

などなど。ほんの一部ですが^^;

そして、現在、副業を認めている企業は、わずか約3％に過ぎません（※1）が、
副業促進の動きについて賛成と回答する人が7割を超えているんです（※2）。
そのような状況の中、前編同様に、
その新しい働き方「パラレルキャリア」を支援する、
わたしとしてグッときました、サービスをご紹介いたしますっ！
※1 平成26年度兼業・副業に係る取組み実態調査事業報告書（株式会社リクルートキャリア）
※2 副業促進に関する意識調査（株式会社もしも）

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TEAMGUILD（チームギルド）

日本初となるフリーランス登録型合同会社

TEAMGUILDの特徴は、自分にあった働き方のレベルを選べるところ。
普通にプロジェクト単位で業務を受託することもできますが、TEAMGUILDの役員(LLCの社員)になり組織を利用して仕事を請け負うこともできるんです（要審査）。
役員になった場合は、会社の収益に合わせてインセンティブが出るとのこと。
フリーランスとしての自由さがありつつ、組織の一員として活動ができ、その発展に対して貢献できるのは、とても魅力的なサービスかと思います。

運営している株式会社トップゲートは、Google Cloud Platformのパートナー企業であるため
スキルアップとしてGoogle認定のトレーニングを定額で受講することができます。

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日本最大級のITビジネスコミュニティ
Assign Navi（アサインナビ）

エンジニア・IT企業とIT案件のマッチングサイト

2013年12月にサービス試用版の提供をスタートした、クラウドソーシングサイト「アサインナビ」。
こちらは、WEB上の案件マッチング・人材紹介だけではなく、リアルでの交流の場があるところが、他サービスと違うところかと思います。交流会はもちろん、研修・商談会など、実際に顔を合わせ・会話をしながら、新しい協業先やパートナー企業と交流することができるんです。それらのコミュニティの様子は、アサインナビルームに掲載されています。

そして、案件を発注できるのは、法人会員のみとなっているので、フリーランスとしては安心して案件を選ぶことができそうです。料金プランは、フリーランスは無料。企業側は、案件の金額にかかわらず月額3.5万円〜定額の掲載料を支払うプランとなっています。

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企業間レンタル移籍プラットフォーム
LoanDEAL（ローンディール）

出向制度をオープンかつ戦略的に活用するためのプラットフォーム

「レンタル移籍」という言葉に面白さを感じますね。

わたしも、 (((言うのは易しですが))) 、プロジェクトが終わった後など (((気づかぬうちに季節がひとつ過ぎ、燃え尽き症候群になりますが))) 、「ちょっと、余裕ある〜！他の会社の仕事の進め方ややり方も吸収したい〜！」と、「ちょっと人手足りない〜！」をタイミングキャッチして、長屋の関係のようにリソースの交換を気軽にできたらな…と思っていたりします。

…余談でしたが、
こちらのローンディールは、ベンチャーと大企業の課題をうまくマッチングさせた人材サービスです。
ベンチャーの中の人 … 「うおー！人手が足りないっす！」
大企業の中の人 … 「もっと、キャリアチャレンジしたい！」
これらの、課題をマッチングし、企業間で人材をレンタル移籍させています。

そうすることによって、大企業としては社外で人材のキャリアアップを積ませることができ、ベンチャー側は大企業という一定のスキルある人材をアサインできますね。べンチャーからの10万円/月の利用料および、大企業側から研修プログラム費として10万円/月を料金設定としています。

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誰よりも自由に働く flexy（フレキシー）

週1日からの案件や、リモートで働ける案件を紹介

flexyは、「非常勤/非常駐案件」を主に取り扱っているプラットフォーム。なので、エンジニアやデザイナーが稼働しやすいよう、都内4箇所のワーキングスペースが無料で利用できてしまうのです。ワーキングスペースは、丸の内・青山・品川・東京にあって、アクセスも大変便利ですね。

案件としてはエンド直受け&高単価、サービス企画から参画することもできるとのこと。よって、登録するフリーランス側も、1つのスキルにおいて3年以上の経験を必要としています。

運営している株式会社サーキュレーションは、この他、1時間からの経営相談ができる、マイクロコンサルサービス「X-book(Expert booking service）」なども展開されています。

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オープンイノベーションプラットフォーム
CREWW

挑戦する人、応援する人、誰でもイノベーションに参加できる

「オープンイノーベション」という言葉を最近よく耳にしますね。

自社だけでなく他社や大学、地方自治体、社会起業家などが持つ技術やアイデア、サービスなどを組み合わせ、革新的なビジネスモデルや革新的な研究成果、製品開発、サービス開発につなげるイノベーションの方法論である。
（wikipedia引用：オープンイノベーション）

以下のように、企業は社外で開発された知的財産を活用して事業化することを積極的にすすめています。

P&G … コネクト＆デベロップ
株式会社学研ホールディングス … 学研アクセラレータ
ソニー … First Flight™

スタートアップ企業はこの経営資源ある大企業の動きにアクセスすることで、自社サービスを成長・加速させることができます。これらの動きも活発になってきているため、大企業とスタートアップ企業とを、マッチングさせるサービスも増えてくるかと思います。コラボレーションの実績として、「森永製菓」と知育アプリのエキスパートであるスタートアップ「キッズスター」が共同でキョロちゃんを活用したアプリ開発、そして、地球の歩き方が提供する訪日外国人向けフリーマガジン「Good Luck Trip」に、旅行体験記のフリーマーケットサービスを展開する「Voyagin」を通じて販売など、多くの実績があります。

CREWWは、主にスタートアップ向けに「スタートアップのためのモノがみつかる道具箱 START UP KIT」として、このオープンイノベーションの動きを加速・サポートするツールを特別価格で提供しています。プレスリリース配信や、士業顧問契約、インターン採用などを安価に提供しています。

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スキマ時間にチームでアイデアを実現

InstantTeam

“隙間時間”のチームビルディングサービス

こちらのインスタントチームは、「こんなサービス・アプリを作ってみたい！」と、アイデアを持つ人が、そのアイデアに興味を持ったメンバーを募集し、チームビルディングできるサービスとなります。アイデアには、「６０分参加してくれる、エンジニア@渋谷」といったように、参加してほしい人とミーティング情報などがあるのでメンバーも参画しやすいです。

そして、「チームで一緒にごはん」として、ミーティング中やその後に食べるごはんが登録されているので、カジュアルにチームの距離を縮めることができそうですね。

「こんなサービスをやりたいけど、仲間が欲しい。」「一人ではなく、チームで一緒にやりたい。」
これからは、個人で進めて足りないリソースはタスク化して外部に依頼するのではなく、近しい志向ある個人が繋がってチームとなり、共創しあっていくことにを人は求めていき、価値を見出すのかな…、なんて思ったりします。ボソボソ。

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