エンファクトリー恒例のイベント「en Terminal（エン・ターミナル）」は、社員やフェローが仕事もプライベートもひっくるめた活動を共有し、刺激を与えあう交流の場です。

そんなenTerminalですが、2025年11月28日（金）に行われた「Vol.17」はいつもとは少し趣が異なりました。テーマは、「〜専門家プロファイルありがとう〜」。

今年の夏、弊社サービス「専門家プロファイル」はM＆Aにより新たな船出を迎えました。そこで、これまでこのサービスに関わったメンバー30名近くが一堂に会し、思い出と感謝を分かち合う卒業記念パーティーとなったのです。

とはいえ、この場は単に懐かしむ会ではありません。「専門家プロファイル」での熱い経験が、今の自分たちをどう形作っているのか。感謝の想いと成長のストーリーが満載だった、特別なイベントの様子をお届けします。

全員がマイクを握ってシェア！「あの熱量が今の私を作った」

イベントは形式張らず、参加者全員が順番にマイクを持って自由に語り合う、温かい同窓会スタイルで進行しました。当時の事業部、開発、営業、バックオフィスなど、さまざまな立場でプロファイルを支えたメンバーの思い出が飛び交います。

その中で、一番多く聞かれた「あるある」エピソードがありました。 

「あの当時は本当に大変で、常に走り回っていた！」「それを思えば、今は大抵のことは辛いと感じない（笑）」 

当時の熱量を振り返ると、そこには「新しいサービスをこの世に生み出したい」「自分たちがこのサービスを広めていくんだ」という強烈な当事者意識と、目標に対する熱量と、高い基準への挑戦がありました。 

それがいかに密度の濃い日々を生んでいたか。そしてみんながそれを笑い話にできるのは、あの熱い経験が、いまのタフさと行動力の源になったから。仲間たちと一緒に乗り越えてきたからこそ、今こうして笑い合えているんだなと、改めて実感しました。 

初代事業部長・阿部氏の歩みと哲学：「チャレンジし続ければ、それは失敗じゃない」

たくさんの方の発表を代表して、ここでは元事業部長の阿部さんによるプレゼンテーションをお伝えします。 

阿部さんはプロファイル立ち上げ後、起業して、主に中国からのインバウンドの旅客誘致プロモーションを専門に活動してきました。しかしその事業は「スクラップ＆ビルドの繰り返し」だったと振り返ります。 

さらにコロナ禍で本業が停滞すると、千葉で古い家をDIYでリフォームし、農業や週末営業の食堂を開業するという驚異的な「越境」を実践。 

最近では台風で畑がすべて流されるといった予期せぬ試練にも直面しながら、現在はインバウンド事業を継続しつつ、ベトナムなど新たな国への展開も視野に入れ、「天国と地獄を行ったり来たり」する日々を楽しんでいるそうです。 

阿部さんの行動力の根底にあるのは、徹底した挑戦の哲学です。「失敗はね、すごくたくさんあります」と率直に認めつつも、それらすべてが現在の活動の「糧になっている」と強調。 

「チャレンジし続けていれば、それは失敗じゃない」 

挑戦を諦めない限り、すべての試練は学びである。シンプルで揺るぎない哲学が、メンバーの背中を力強く押してくれました。 

感動のサプライズ！「プロファイルがあったから今の自分がある」

イベントの終盤には、サービス立ち上げの早い時期から「専門家プロファイル」に参画し、共に歩んでくださった専門家の皆様からのビデオメッセージがサプライズで上映されました。 

メッセージでは、当時のメンバーの熱意への感謝とともに、専門家プロファイルというサービスが専門家の方々に与えた影響が語られました。 

「当時は私たちのような個人事業主を支援するサービスが、まだほとんどなかった」「専門家という立場のニーズが社会にあることに気づかせてくれた」「専門家プロファイルがあったから、今の自分がある」 

サービスを創り、育ててきたメンバーにとって、このメッセージは何よりの賛辞です。会場の参加者一同が感動し、中には涙ぐむ人もいるほど、 

このサービスが社会に、そして一人ひとりのキャリアに確かな価値を残してきたことが実感できる、感動的な瞬間となりました。 

おわりに：経験とつながりを力に変えて、次なるアドベンチャーへ！

「専門家プロファイル」という一つの事業は弊社を旅立っていきました。しかし今回の「en Terminal Vol.17」は、そこで生まれた人のつながりと経験、そして社会に提供した価値が、次のステージへ挑むための最高の財産であることを再確認させてくれました。 

この経験を胸に、これからも私たちは、それぞれの場所で新しい「アドベンチャー」へと前進し続けます！