社内副業とは、業務時間中に所属している部署以外で働くことを認める制度です。社員のキャリア自律や部門間イノベーションを促すことができ、近年注目を浴びている施策の1つです。一方で、時間管理や部門間の調整が困難で、なかなか軌道に乗せることが難しいという実態があります。
そんな中、2021年7月にスタートした三井住友海上火災保険株式会社のプロジェクトチャレンジ(社内副業)では、2,000名以上が専用の公募システム「Temalancerエンタープライズ」に登録、400名以上の従業員が実際に社内副業に取り組んでおり、組織の枠を越えた社内コラボレーションやイノベーションが創出される文化醸成が目指されています。今回は同社の人事 宮岸様をお招きし、社内副業の事例、工夫をお話いただきました。
本資料では、セミナー当日の内容を一部抜粋してお届けいたします。
イベントレポートの目次
- 社内副業導入の背景:環境の変化に対応し、持続的な企業成長を実現したい
- 社内副業の狙いと仕組み:現場担当者自身が共創を生み出せる組織へ
- 社内副業「導入期」の取り組み:スタート時点から社員を巻き込み盛り上げていく
- 社内副業「普及期」の取り組み:カギは「オープンにすること」「人事自らの地道なサポート」
- 直近の取り組み状況:熱意ある社員をより増やしていきたい
- 社内副業の今後の展開:3つのチャレンジで、より共創を広げていきたい
- パネルディスカッション
- 組織文化を変える「きっかけ」としての社内副業導入と、越境学習