東京では、引き続き外でお酒を飲めない日々が続いています。
ガヤガヤとした居酒屋で自然と大きくなる声、スナックで隣り合わせになった方との交流……そんなシーンを思い出す、でもちょっとしっとり真面目系?!「生きデザ横丁」エンジニア・デザイナーのぶっちゃけ複業を語る夜[2軒目]に潜入してきた様子をレポートします。
去る2021年3月に開催された1軒目はこちらのブログをご覧ください!
オンラインに現れた”たまり場”「生きデザ横丁」潜入レポート~1軒目~>>
「生きデザ横丁」とは?
「生きデザ横丁」は、エンジニア・デザイナーの副業・複業について語る場です。
生きデザ=「生きるを、デザイン」を掲げ、さまざまな生き方・働き方を応援する弊社は「専業禁止!!」という人材ポリシーのもと、従業員の複業を推奨中。実際6割のメンバーが複業を実践しており、複業の効果や組織への波及をまとめた書籍「専業禁止‼」を販売中です。
今回の「生きデザ横丁」は、エンジニア・デザイナーと副業・複業を軸にゆる〜く語り、繋がっていけるよう、メンバーのジューシィ(https://teamlancer.jp/users/3439/)さんを中心に企画、実施しました。
働き方を豊かに。全国各地から集まれ~
今回の参加者は30名弱。会は横丁らしく、乾杯! でスタートです。
「どこから参加していますか?」の司会・ジューシィさんからの投げかけに、新潟、兵庫、関東圏といろいろな地から参加いただいていることがわかりました。(チャットご協力ありがとうございます!)
キャリアコンサルタント勉強中のジューシィさんから、株式会社リクルート が公表した「兼業・副業に関する動向調査2020」(https://www.recruit.co.jp/newsroom/pressrelease/assets/20210422_hr_02.pdf)の一部をご紹介。
それによると、兼業・副業を実施したきっかけ [兼業・副業実施中+経験あり/再開予定] の1番多い理由が、「すでに兼業・副業をしている人が身近にいたから」なのだそう。
生きデザ横丁のような場が、まさに兼業・副業をスタートするきっかけになりうるのですね!
続いて、3名の副業・複業実践者によるライトニングトークがスタート!
そのようすをすこしだけご紹介いたします。
山崎俊彦さん(エンファクトリー)
エンファクトリーのスタイルストアでカスタマーサクセスを務め、入社の翌年2013年から複業をしている山崎さん。パグ専門のお洋服やグッズを製作・販売しています。
「自分たちの食べるものは、自分たちで稼ぐ」のモットーで、奥さまが商品製作・山崎さんがECサイトの運営(カスタマーサポート含む)、ワンちゃん2匹がモデルを務め、各人が役割を全うしているとのこと。
山崎さんが複業をはじめたきっかけは、
①パグにフィットするお洋服がなかったこと
②当時勤めていた会社が倒産したこと
(マンション購入予定もローン審査が決裂、家庭内もどんより……)
③エンファクトリーの人材ポリシー「専業禁止!!」
サラリーマンであることのリスクを感じた山崎さんにとって、複業している人が身近にいる環境がプラスに働いたとのこと。当時、複業共有会・en Terminal(エンターミナル)で「複業します!」と宣言して、複業をスタートさせてたのだそうです。
非エンジニアながら「やってみよう!」の精神で、あまり費用をかけずにEC CUBEでECサイトを立ち上げ。
自分自身で手を動かすことで、経験を積めたことはもちろん、本業で関わるエンジニア、デザイナーさんへの理解や専門職へのリスペクトが高まったとのこと。
こうした視野の広がりだけでなく、やりたい・好きないことができる喜びが複業にあると、お話されていました。
菊地さん(プロトタイプカフェ)
エンジニア・マネージャーとして複数の会社を勤めたのち、2013年に独立、2014年ごろから複業を実践中。
2017年には都内のマンションを売り、新潟にて完全リモートで働いているのだそうです。そんな菊地さんの複業をはじめたきっかけがこちら。]
複業をする(続けていく)ためにしたこととして、
・多少費用が少なくてもまずは学びもかねて実践させてもらう
・技術系の勉強会に参加し、社外の方とコミュニケーションをとる
・経営大学院で学び、社長と対峙できるようになる
・自分で勉強会を開催し、リーダーシップを磨く&知識を蓄える
・スタートアップコミュニティに絡み続ける
を挙げていました。
「複業は、自分の人生を生きるために必要」と語る菊地さん。年齢にこだわらず、フットワークを軽く、人と触れ合い学び続ける姿勢を持つことが大事だと経験談を踏まえて教えてくださいました。
中村さん(エンファクトリー)
Teamlancer・Teamlancerエンタープライズの開発・ディレクション・CS(ときどきセールス)をしている中村さん。
複業の価値を、本業の業務の中で理解しながら、以下幅広い複業を実践中。
・ミュージシャン
・エンジニア、コーダー(今は人を繋ぐことに集中)
・日本愛妻家協会-主任調査員
・生きデザ横丁、東京副業ミュージシャンの会(https://teamlancer.jp/teams/146/feeds/771)などの横のつながりづくり
・国家資格キャリアコンサルタント(8月合格予定)
そんな中村さんからの複業への視点・アドバイスがこちら
これからは、働き方×音楽、働き方×エンジニアで、自分らしい仕事をしていきたいとかんがえているとのこと。ぜひ、ジューシィさんにキャリアコンサルティングを依頼したい方はお声がけください!
続く[ぶっちゃけパネルトーク]では、「稼働次回はどのくらい?」「複業を始める前に知っておきたかった事、やっておけばよかったこと」「これから複業を始める、始めたい人へ」などをテーマに体験者ならではのトークが繰り広げられました。
次はあなたにスポットライト「生きデザ横丁」へおいでやす
「みなさんの率直なお話が聞けてためになりました!」とイベント参加者の満足が高かった「生きデザ横丁」。
年齢、スキルなどいろいろなバイアスにとらわれがちですが、「とりあえずやってみよう!」「失うものなどなにもない!」という気持ちで一歩踏み出すことで、見える世界があるのだろうなあと改めて感じる時間でした。
次回開催時には、登壇いただける方をもっともっと募集中です!
また、エンファクトリーでは、Railsエンジニア、Webディレクターを絶賛募集中です。一緒に働いてみたいなと感じた方は、以下をご一読の上、エントリーください。お待ちしております!
https://enfactory.co.jp/recruit