はじめまして、エンファクトリーの志賀です。
昨年12月より、プロマッチングユニットでエディターとして勤務しています。
今回は私が書かせていただきます。
enでつながる勉強会「en learning」はじまりました!
「en learning」とは、つまるところ勉強会のこと。外部から講師をお招きしたり、社員自身が講師となったりして、行われます。
もちろん、こんなことを学びたい! という社員それぞれの希望によって開催されていく予定ですが、代表の代表(弊社の社長です)が会社のステージに合わせて企画を持ち込んでくれもします。
この勉強会には、エンファクトリーのフェローと呼ばれる、退職・独立・起業などで弊社を卒業した人々や、社員と繋がりのある外部の方々をお招きさせていただきます。今回も、十数名のみなさんにご参加いただきました。弊社に興味があって、まずは勉強会に参加してみたい! という方もぜひお声かけいただければと思います。
さっそく第1回のレポートです!
さて、そんなen learningですが、初回が3月14日(火)に東京、代官山の弊社オフィスも入っている施設、TENOHA代官山の&STYLE LABにて開催されました。
気になる講師とテーマは、
リクルート、ローソン、ブックオフを渡り歩き数々のサービスに携わられ、現在はモバイルヘルステクノロジーベンチャーである株式会社FiNCにて、常務執行役員CMO マーケティング戦略本部長をされている、
野林徳行さんをお招きし、
「超現場主義ですごい結果を出す とことん観察マーケティング」についてお話いただきました。
この勉強会で特に印象に残ったことは特に下記のふたつです。
- ターゲットを徹底的に理解すること
- 心を動かすことの大切さ
それぞれ詳しくご説明します。
1.ターゲットを徹底的に理解すること
ターゲットを理解するために重要なことは、とことん対象を観察すること。
24時間マルエツに張り込んで、お客さんがどういった行動をとるかを観察していたという野林さん。
カスタマーを観察するとき、カスタマーに話を聞くときに大切なことは、
「一生懸命検討した仮説を持っていくこと」。
そして、それ以上に大切なことは、自分の仮説と違う答えが返ってきたときに、
「素直にそれを受け入れること」。
”カスタマー視点に立って”徹底的に想定していくことが大切。しかし、決めつけてしまうのではなく、予想と返答が違っても、受け入れる余裕を持つことも同様に大切です。自分の中で1度ロジック化しているので、ゼロの状態で行くよりも理解できる幅が拡がります。そして、せっかく話を聞いても、それを受け入れなければ意味がありませんから、ちゃんと聞き入れる素直さや謙虚さも必要です。
野林さんの情熱と姿勢にはただただ感服するばかりです。
2.心を動かすことの大切さ
エンファクトリーでは現在、さまざまな側面から社内を変えて行こうという試み、
「endeavour」プロジェクトを実施しています。
そのプロジェクトのスタート時に代表の代表がいったことばに、
「巻き込まれるより巻き込む側へ」
というものがあります。
普段の生活も、仕事も、わりとなんとなくこなしていたら、声の大きい人、勢いのある人、既存の体制に巻き込まれがち。自分で考えて、行動して、周囲の人に影響を与えていけるのが理想的ですね。
この辺りでもやもやしてる人も多いのではないでしょうか。
野林さんのお話の中に、社内会議であるプロジェクトの提案をした際、最初、自分以外は全員反対していたけれど、ひとりひとりに個別に会いにいって(ときには深夜になったことも)、実際の効果について伝えたのはもちろんのこと、絶対に成功するという強く、熱い想いを伝えたことで、次の会議では満場一致で賛成になったというエピソードがありました。
それは、会議の場だけではなく、実際に作業していただく方々への説明でも同じです。さまざまなステージで関わる、それぞれの人が、腑に落ち納得した状態で行動することで、効果は10倍にも100倍にも変化します。
「こんなに素敵な世界に変わるんだ」
という未来を共有すること、そこに強い想いを乗せること
周囲を巻き込み、チームで実行すること
つまり「心を動かすこと」の大切さをあらためて学ばされました。
※endeavourプロジェクトの様子も、ブログなどで随時ご報告いたします。
素敵な未来を作っていくために
現在、野林さんのチームでは「素敵」がKPIになっているそう。
チームメンバーは絶対辛いと思いますとも同時に語る野林さん。会場は笑いの渦に包まれました。
エンファクトリーは、お客さまも社員ひとりひとりも素敵だと思えるような、愛着を持ってもらえるようなサービス提供に、これからもたくさん携わって行きます。
どんどんとみなさんを巻き込んで。
そのようなステージで多くの人と関われていることをとても幸運に思います。
こんなところで第1回 en learningのレポートを終了いたします!
次の勉強会もぜひ楽しみにしていてくださいね。