入社一回り（12周年）を迎えるクリエイティブユニット 副ユニット長 兼 ショッピングユニット クリエイティブチーム マネジャー松本幸子さんにアップデートしつづけるコツやエピソードを聞きました。

入社に至るまでの経緯・背景を教えてください

前職ではモバイル（当時はガラケー）専門の会社でECサイト運用・構築をしていましたが、もっと表現の幅が広くて、いろんなことができるPCを中心としたサイトの制作がしたくてAll Aboutに入社しました。
一緒に働いているメンバーと部署の雰囲気が好きだったので、ショッピング事業部のスピンオフについていくかたちで、エンファクトリーに転籍して今に至ります。

最も大変だったことは何でしょうか？　具体的なエピソードを教えてください！

一昨年実施したスタイルストアのフルリニューアルです。
私が入社した当初は画期的だったシステムも15年も経てばあちこち綻びが目立ち、つぎはぎのシステムは限界で、お客様により良い体験をしていただくためにもリニューアルはマストでした。
紆余曲折あってプロジェクトマネージャーを拝命しましたが、経験もありませんし、何年も何人も実現できずにいたプロジェクトですし、規模が大きすぎるしで、不安しかなかったです。
プロジェクト管理やインフラなど足りない知識を補うために本を何冊も読んだりして、アップデートしまくった1年でした。
幸いにも優秀なパートナー、そして一緒に悩み歩んでくれたプロジェクトメンバーに恵まれて無事リプレイスは完了できましたが、リリース後原因不明の高熱を出したので、自分で思ってる以上に大変だったんじゃないかと。

工夫していること、こだわって取り組んでいることを教えてください

同じ会社にずっといると、自分のこれまでの経験でカバーできる範囲がどんどん広がっていくように感じます。でも、それで止まってしまっては新たな価値を生み出すことは難しいです。

フロントエンドが私の軸足ですが、そこを起点としつつ、その時自分に必要だと思うものや興味のあることはどんどん取り入れていくように心がけています。
SNSで気になる人をフォローしまくったり、コミュニティに所属してみたり、セミナーに参加したり。
積極的に活動しているっぽく見えるようなのですが、ルール？コツ？はたった一つだけ。
「迷ったらとりあえずポチる（申し込む・参加する・買う）」です。

買った本を全部読むとか、セミナーの内容をまとめて発信する・・・とかそんなことはあまり考えていません。「脳内のINDEXをいかに増やすか」に重点を置いているので、買った本は目次だけチェックして終わることもよくあります。

「そういえばどっかで見たあれ、使えるのでは？」をたくさん持つことで、新しい何かにでくわした時に「できるかも！」「やったろうやんけ」と思える自分になれると信じています。

同じ境遇の方にアドバイスがあればお願いします

新しい知識を身につけろ、学び続けろ、と言われると、なんだか大変なことをしなければいけないような気持ちになると思います。全力で働いて遊んで生活してたら、そんな時間ないですよね。

「最初からちゃんとやろう！！」って思うと、出来なかった時に自分が「ダメな子」になった気がしてどんどんやる気が失せていくので、まずは毎日Twitterで気になってるこの人の投稿だけチェックしてみるとか、そのくらいの超絶ハードルが低いところから始めませんか？
継続してるだけで、偉いんです。
継続してるだけで、偉いです！！！（大事なことなので二回言う）

エンファクトリーでよかったな、と思ったことがあれば教えてください

周りの理解があることです。
数年前からAdobe社が毎年開催しているAdobeMAXに毎年全日程（米国はオンライン視聴）参加しています。内容は業務にほぼ関係ないのですが、私の学ぶ時間（？）を応援してくれて、嫌な顔一つせずに送り出してくれるのでとてもありがたいです。
またメンバーの多くが学びたいという気持ちを持っていて、学んだことを共有することに抵抗がありません。
仕事に関することだけではなく、生活に関することもいろいろな知識を得られるので、話していてとても楽しいです。

今後の展望・意気込みを教えてください！

やる気がない時もありますが、新しいことを知るのは楽しいこと。
これからもあれこれ「ノータイムでポチ」って世界を広げていきたいと思います！
皆さんも一緒にアップデート沼にハマりましょう〜