エンファクトリーの姉さん的存在、ショッピングユニット ユニット長 柳沼周子さんのバイヤー業務に込める想いとは?
入社に至るまでの経緯・背景を教えてください
社会人になってから、2回転職をしています。2回目の転職先が、エンファクトリーの前身にあたる株式会社オールアバウトでした。分社・独立の流れにそって、エンファクトリー設立当初から在籍しています。12年というと一時代という感がありますが、要所要所で新しい経験やチャレンジがあったので、マンネリとか飽きるという感覚もなく、あっという間に10年以上経っていた、と感じています。
最も大変なことは何でしょうか?
私は、エンファクトリーの事業の中で、ずっとショッピング事業に携わっているので、大変なことといえば「売上」が期待値に届かない時期です。お店の売上=お客さまが価値を感じてくださった総量と捉えることができますから、それが期待値を下回るのはしんどいですよね。
一方で、10年以上やっていると、環境の変化を筆頭に様々な要因で売上は上下するもの。中期的な成長は必須ですが、短期的な変動に一喜一憂して、軸をぶらしてはいけないなと思えるようになりました。
工夫していること、こだわって取り組んでいることを教えてください
自分のキャリアの中では「バイヤー職」が一番長く、今でも一部その仕事をさせてもらっていますが、私はこの仕事に誇りを持っています。もしかしたら、自力では一生辿り着くことのなかった製品とお客さまの出会いをもたらすことができる、それによってお客さまの暮らしがアップデートすると思うと、何年やってもこの仕事にわくわくし、やり甲斐を感じます。
私なりのこだわりといえば「こんな商品、どこから見つけてきたの!?」と思って頂けるような「発掘感」を大切にすることでしょうか。知る人ぞ知る逸品を見つけてきて、自分の言葉でお客さまにプレゼンし、それをいいね!と言って頂ける喜びは格別。今でもそれが一直線で成果につながった瞬間は、アドレナリンが出るのを感じます。
同じ境遇の方にアドバイスがあればお願いします
365日店は動き続けています。安定的に鮮度のある提案をすることが不可欠。だから心身ともに「波」があるとよくありません。健康第一。質の良い睡眠をとることですね。
エンファクトリーでよかったな、と思ったことがあれば教えてください
基本的に上司にごちゃごちゃ言われないこと。社員の人間的なレベルが高いこと。若手からベテランまで、気持ちよく仕事ができて、前向きな方々ばかりです。過去の会社と比べても、こんなに人種がいいと思える場は貴重だなと思っています。感謝と学びの日々なので、ここまで長く働き続けているのだろうと思います。
今後の展望・意気込みを教えてください!
ショッピングユニットの基幹事業であるECショップ「スタイルストア」のリアル店舗復活かな。代官山にあった5年限定の実店舗を、今でも「あのお店が好きだった」と言ってくださる方がいらっしゃるので。お客さまからも「実物を手に取れる場を作ってほしい」とのお声が多いので、ぜひ実現したいと思っています。