こんにちは!パラレルワークは「お母さん」の松本です。
この4月、エンファクトリーにも2人の新卒社員が無事入社しました。
育児休暇をとっていたメンバー2人の復帰も決まり、社内には晴れ晴れとした期待感があふれて(?)います。
思い返せば、育児休暇明けの相談をしに会社へ顔を出したのもう5年も前のこと。
当時はまだエンファクトリーが存在せず、所属していた「スタイルストア」のあるショッピング事業部は、
株式会社オールアバウトの一部署でした。
産休に入る前「復帰時は違う部署になってしまうかもしれない」とは言われていたので、
いろいろと覚悟を決めて訪問した上司から出た言葉は
「別の会社を作るんだけど、ついてくる?」
という、想定の斜め上をいくものだったのですが……。
育児休暇は数か月から1年前後。
部署が変わってしまう人、会社が変わって(!)しまう人はもちろん、休暇前の部署にそのまま復帰するとしても、
すべてがそのままということはないでしょう。
保育園に無事はいれても、少しでも熱があればお迎えの要請がきますし、平日に行われる行事への参加も必要……。
久しぶりにする仕事、みんなについていけるだろうか?
仕事と育児の両立がうまくいくだろうか?
そんな不安だらけで、この4月を迎えたであろう「働くお母さん」たちに、
働く母5年目の松本が、日ごろ心がけていることをご紹介します。
最も大切なこと『体調管理』
社会人なら当然じゃん!と思われがちな体調管理ですが、「働く母」にとっては最重要課題。
子供は「お母さんはお熱があるから今日は近づかないでおこう」なんて考えてはくれません(笑)
お父さんやおじいちゃん・おばあちゃんが助けてくれる環境であっても、
完全に育児から切り離されるのは難しいのではないでしょうか?
母乳育児で薬が飲めないなんてこともあるかもしれません。
となれば「病体に鞭打って」育児をし、結果的に「治りが遅く」なりかねません。
子供にうつってしまい、会社には引き続き出社できない、なんてことも・・・。
身体は資本。
ん?なんか調子がおかしいぞ?と思ったら早めに休んだり、病院に行ったりするようにしてます。
『仕事はチームで』を意識する
こどもは保育園でいろんな病気をもらってきます。
いずれ落ち着くとはいえ、1年目ともなればこれはもう通過儀礼みたいなもの。
やっと熱が下がって登園しても、またすぐ発熱・・・なんてよくある話です。
感染症であれば症状が治まっても、決められた日数は登園できませんから、1週間お休みは当たり前。
保育園で急に発熱したりして、お迎え要請なんてことも、よくあります。
そんな時に慌てないよう、「今自分がしている仕事」を常に整理するようにしています。
ポイントは3つ。
- 何をいつまでに
- どこまで終わっていて
- 次のステップは何か
「もう帰らなきゃ!」「明日から出社できない!」なんてときに、何も言わずに帰ってしまっては、周りも自分も不安になるばかり。
ささっと申し送りがすめば、心置きなく帰れます!
ちなみに私が兼任で所属している情報システム部では、
毎朝「昨日やったこと」「今日やること」「問題点」を共有する「朝会」をしています。
30分程度のささっと終わるミーティングですが、お互いが何をしているのかを把握できるとってもいい時間です。
この「朝会」。短時間でやろうと思うと、各自の予習が必要不可欠。
ミーティングが始まる前に「昨日何やったっけ」「今日やらなきゃいけないことなんだっけ」を考えておかないといけません。
たくさん抱えたタスクの優先順位を確認したり、行き詰ってることの解決策をみんなで考えられたり、
働く母はもちろんのこと、残業やたくさんのタスクに日々追われている人にも、おすすめ!
ぜひチームのみんなを巻き込んで、やってみてくださいね。
効率化ポイントを考える
会社で働く理由は人それぞれですが、会社で成果をきちんと残したい派の人にとって、効率化は永遠のテーマではないでしょうか。
時間が限られるという制約があっても「高いクオリティ」と「一定以上の業務量」を両立したいとなれば、必要になるのが効率化です。
めんどくさいけどいつも繰り返す作業、簡単なのに時間がかかること。
どんな仕事でもありますよね。
毎日やることがたくさんあって、日々作業に追われているとしても、
何回かに一度は立ち止まって「この手順はイケてるのかな?」と考えるようにしています。
詳しい人にお願いすれば、自動化できるのではないか?
手順を変えれば、待ちの時間を減らせるのではないか?
小さなことかもしれませんが、チリも積もれば。
もし効率化することができなかったとしても、手順を整理できるので、
その仕事を他の人に代わってもらうことになった時に説明しやすくなります。
・・・と、偉そうに書いてきましたが、そもそもエンファクトリーは、
奇跡的なほど(ちゃんと主張すれば)「働く母」に優しい会社です。
周りの人にものすごく助けていただいて、仕事と育児の両立がうまくいっているというのも事実。
働き始めると「ちゃんと仕事しなくちゃ」「この仕事を終わらせなくちゃ」と気負ってしまいがち。
保育園から呼び出されるたび、お迎えのために早く帰るたび、
「申し訳ない」「本当にこれで会社の役に立てているのか」と自分を責めてしまうこともあるでしょう。
その気持ちはけして忘れてはいけないのですが、それとは相反して、絶対に忘れないでほしいことがあります。
それは「仕事はみんなでできるけど、子供にはあなたしかいない」ということ。
働く母に限らず、ご両親にとって、家族にとって、友人にとって、あなたはたった一人しかいません。
お互いをフォローしあえる関係をつくることが、「働く母」だけではなく、みんなをハッピーにしてくれると信じています。
私自身もまだ5年目。復帰する二人の「働く母」とともに、より会社も私たちもハッピーになる働き方を模索していく所存です!