こんにちは。事業開発ユニットの今井と申します。
私は主に新規webサービス開発に携わっており、企画と開発を主に担当しています。
パラレルワークはまだ行っていませんが、私も現在準備中です!
弊社の掲げている「専業禁止!」は珍しく、多くのメディアでも取り上げて頂いています。
今回は経営層ではなく、社員からみた「専業禁止!」とはどのようなものか。
「専業禁止!」の特徴や効能を4つほどあげお伝えできればと思います。
※ここでは、複業(副業)を行っている社員をパラレルワーカーと呼ぶことにします。
1. 好きなことを仕事にする後ろめたさがない
これはすごく大きいメリットだと思っています。
複業ができない企業に勤務していると、隠れて複業を行わなければならなかったり、そもそも時間がなかったりします。
複業をやろうとか、趣味を仕事にしたいといったことを考える機会がありません。
エンファクトリーはむしろ複業・パラレルワークを推奨をしているので、パラレルワークを行っている社員は自身の事業について活き活きと話しているように感じます。
自分でやっている好きな仕事はやはり誇りをもって話したいですよね。
また、複業についてどのように経営しているか?なども気軽に聞いたり、情報をシェアできるという面でも非常に有効です。
2. ビジネスや生産性を意識するようになる
こちらはエンファクトリーの代表も取材で話していますが、ここでも軽く述べます。
パラレルワークを実践しようとすると、どんな職種の方でも必然的にビジネスを意識したり、会計についての勉強をするようになります。
パラレルワークを行っていない人でも、会社全体として取り組みをしているので、より意識をしているように感じます。
また、生産性に関しても似たようなことが言えます。
何も考えずパラレルワークを行うと、純粋にパラレルワークの時間が上乗せされてしまうので、生産性を意識するようになります。
パラレルワーカーは業務の区切りがしっかりとしているように見受けられます。
多くの方は業務に優先度をしっかりと付けたり、
自分が行う作業範囲を明確にすることによって、うまく管理をしているようです。
3. 退職者に対してポジティブなつながりをもつ
優秀な人がパラレルワークなどで独立をしてしまうのは止めることはできない、
そのような思想からフェロー制度と言うものがあり、退職者に対してもゆるい繋がりをもっています。
退職者でも業務委託で共に仕事をされている方もいます。
多くの企業では、退職者に対して良いイメージを抱かないことが多いのではないのでしょうか。
そこを超えて退職しても良い関係を築く、それは「専業禁止!」の思想がもたらした副産物です。
エンファクトリーのホームページにもフェローの方々も大々的に掲載されていますよね。
4. パラレルワーカーも第一線で活躍している
これはどのような方にも当てはまることですが、優秀な方は複数の稼ぎ口を持っていることが多いです。
例えばエンジニアであれば本の出版や、講演を行っていたりと、活動の幅は会社という組織を超えています。
現在行っている業務の知識や経験を活かして、他の仕事にスライドさせることは特に有効です。
多様化してきた働き方と労働問題
こうした働き方がより可能となった時代背景として、ITが発達し、インターネットを活かした働き方があります。
長時間労働での過労死問題も散見されたり、政府も働き方改革を宣言しています。
また、年金機構が破綻しかけ、「自分で稼ぐ」ことに重きを置かれていることも重なっています。
今まで安定した大手企業で働くことが一般的だったのが、徐々に個の力を活かすことにシフトしています。
その中で、自分の力で稼ぐ「パラレルワーク」は一つの有力な選択肢となり得るのではないでしょうか。
会社は「自己実現ターミナル」という考え方
「専業禁止!」を聞いたときは、私も「それなら初めから独立したほうがいいのでは?」、
「正社員として入社する意味はなんだろう?」などと考えていました。
しかし、徐々にこの疑問は解消されました。
それはつまり、自己実現の機会提供をしてくれるということ。
自身の実現したい姿や仕事を叶えるための機会を提供してくれる場所であること。
起業やフリーランスのステップとしてパラレルワークを行うもよし、仕事や交流を通じてビジネス力を磨くもよし。
そういった考え方があるからパラレルワークといったことにも寛容なのですね。
そして、その機会を活かすのは自分自身であるということに気付かされました。
いかがでしたか?
「専業禁止!」の違った側面が見えれば幸いです。
パラレルワークを実践するのは時間調整が難しかったりとやはり大変な面もありますが、
IT系職種の方は行いやすいのではないでしょうか。
徐々に認知され、広がってきてはいます。しかしまだパラレルワークを行いやすい環境が整備されているわけではありません。
事業開発ユニットでは今後、こういった新しい働き方が実践できるサービスをリリースする予定です。
そして多くの人々が活き活きと働けるようにエンファクトリー全体で模索、実践していきます!
あなたもパラレルワークを行うことについて一度考えてみてはいかがでしょうか。