みなさま、初めまして。
今年4月にエンファクトリーに入社した辻です!
このブログをお読みになっている方の中には、就職活動中の学生さんもいらっしゃるかと思います。
就活は順調でしょうか?
昨年の今頃の私といえば、就活が全然上手く行かない”就活負け組”でした!
やってみたい仕事は色々とあり、働くことに対する意欲は高い方だったと思います。
しかしなかなか希望通りには行かないもの。選考を全然通過できません。
社会の厳しさを痛感するとともに、段々と就職する気が失せていき……
間違いなく、人生で一番落ち込んでいた時期です(笑)。
当時の私のように、理想と現実のギャップに悩んでいる就活生も多いのではないでしょうか?
そんな学生さんたちに届けばと思い、ブログを書かせていただきました!
まずは自己紹介を……と思うのですが、
「ショッピングユニットに配属されている新入社員」ということ以外は
社員としての立ち位置がイマイチはっきりしない……
「何それ、どういうこと?」と思われるかもしれませんね。
私がエンファクトリーの一員となり今に至るまでを追いながら
説明させていただきます。
好奇心のままに
私は新卒で入社したので、今年の3月まで大学生でした。
大学で何を学んでいたかというと、
文芸批評、サブカルチャー論、心理学、社会学、メディア論、歴史学、人類生態学、教育論……などなど。
文系の範囲内ではありますが、結構雑多な感じですよね。
在籍は文学部でしたが、他学部の授業を履修することも多かったです。
というのも、私は元々「興味のあることはとりあえずかじってみよう!」という好奇心旺盛なタイプでした。
それが大学生活にも影響したわけですね。
そして、学生から社会人になっても好奇心の赴くままに生きたいなぁ……という願望がありました。
けれど、社会人の友達と話していると
「仕事が忙しくて、趣味の時間がなくなった」
「新しいスキルを身につけたいけど、今の会社の中では難しくて……」
というようなことをよく聞くのです。
これは”会社で働くサラリーマン”の一般的なイメージではないでしょうか。
社会人になったら、自分の好奇心を殺さなくてはいけないのか?
会社に勤めながらも、自分がやりたいこと――趣味の活動や個人のスキルアップもしたい。それは実現不可能なワガママなのか?
こんな不安がどんどん膨らんでいって、
「一生学生でいたい!」「いっそフリーターになろうか?」
なんてこともよく考えました。
そんな気持ちで就職活動をしていたときに出会ったのがエンファクトリー。
お馴染みの「専業禁止!」という企業キャッチコピーが目に入りました。
会社内に元々用意された仕事だけで、自分の可能性を完結させない。
会社に依存せず、自分自身で生きていく力を育む。
これだ! と思いました。
総合職採用のはずが……!?
ご縁があって内定をいただき、総合職として採用していただきました。
それが昨年6月のことですが、実は同年の夏の終わりからインターンとしてエンファクトリーで働いていました!
その間に行っていたことは大きく分けて2つ。
あるECサイトの運営と、デザインの勉強です。
1つめのECサイトの運営については、バリバリの実務。
売上に直結するお仕事ですので、「アルバイト」と称した方がイメージに近いかもしれません。
おもに受発注業務(お客様情報や注文内容を確認・整理し、商品を作っている制作会社に発注するフロー)を担当していました。
エンファクトリーはスタイルストアというECサイトの運営をメイン事業の1つとしています。
ただモノを売るだけでなく、つくり手(メーカー)を支援したり、
つかい手(ユーザー)の生活を変えるきっかけ創りをするようなオンラインショップ。
こんな魅力的なECサイトの運営に関わりたい、いつか自分もスタイルストアのようなECサイト・サービスを作ってみたい!
という希望もありショッピングユニットに配属が決まりましたが、まずはECの流れや仕組みを学ばなければなりません。
このお仕事は、その目的に適っていました。
もう1つインターン中に行っていたのが、デザインの勉強です。
「あれ? 総合職採用なのに、デザイン?」と思われたでしょうか。
実は、現在もWebデザイナーを目指すために勉強をしています。
私は元々アートやデザインに興味があり、採用選考中もそんな話で盛り上がりました。
すると、総合職としての内定が決まった後に「デザイナーを目指してみない?」と声をかけられたのです。
ですから、立ち位置としては”総合職(プロデューサー志望)採用の新入社員だけど、デザイナーもやろうとしてる人”になるのでしょうか(笑)。
しかし私は先述の通り一般大学の出身ですし、専門的な勉強なんてしたことがありません!
「やってみたいけれど、趣味の範囲でできればいいな」と思っていた程度だったのに
まさか仕事にすることになるとは……それも、面接中の雑談がきっかけで! と驚きました。
雑談に思えていた会話の中でも、「デザインをやってみたい」という私の好奇心をエンファクトリーは拾ってくれました。
まさに、会社の中にいながら自分のやりたいことがやれている状態です!
選考中に「総合職採用だから、デザインなんて……」と自分の好奇心・可能性を殺してしまっていたら、
今の私はいませんでした。
上司の方々は、私をデザインに特化させようか……
それとももっとスタイルストアの運営に近い仕事をさせようか……と
未だに教育方針に悩んでいるようです(笑)。
「会社のためにどんな仕事をさせるか」以上に、
「どんな仕事が本人に合っているか、やりたいことに適うか」を考えてくれる会社だと思います。
デザインの勉強は実務をしながらになるので大変ではありますが、
会社負担で講座を受講させてもらえたり、日常業務の中で勉強のために時間を割くことを良しとしてもらっています。
そして社内の私の座席の両隣には、頼りになるデザイナーの先輩方が!
デザイナーだけでなく社内の先輩方はみんな気軽に接してくださり、しつこく質問責めをしても丁寧に応じてくれます。
ただし”1から10まですべて答える・教える”のではなく、ヒントを出したうえで”まずは自分で考える・やってみる”機会を与えていただけるんですね。
自分の中で仮説を立ててから質問する癖が自然とつき、
「どうすればいいんだろう?」で終わるのではなく「こうすればいいのかも?」まで
主体的に考えることができるようになりました。
デザイナーとしても社会人としても、勉強をする環境としては非常に恵まれていると思います。
自分に正直であれ!
入社式で代表の加藤から「エンファクトリーは、挑戦する機会を与えてちょっとだけ背中を押す」という話がありましたが、
入社1ヶ月足らずの私が早くも「その言葉どおりだった!」と実感しています。
”就活負け組”だった私が巡り合えた超・理想的な企業です。
私は特にラッキーな事例なのかもしれませんが、
人はもっと自分のために生きていいと考えています。
会社や環境に合わせて簡単に自分の好奇心を押し殺したり、やりたいことを諦めるのは虚しいことだと思うのです。
社内での仕事を通して
・自分に正直な生き方を体現し、
・そうすることで他の人の生き方に影響を与え、提案していきたい
これが私がエンファクトリーの一員として成し遂げたいことです。
まずは、Webデザイナーとして一人前を目指したいです!