こんにちは!
エンファクトリーのエディター、志賀です。
2017年3月からスタートした、enでつながる勉強会「en learning」。
第2回のレポートです。
「en learning」とは?
会社や自分のステージに合わせて、社員それぞれが学びたいこと・必要なことを、
外部からその道のプロをお招きしたり、社員が講師になったりして、開催します。
この勉強会には、エンファクトリーに在籍したことのある人、これから入社予定の人、社員の友人、知人などをお招きしています。
そのテーマについての勉強以外に「ゆるく」いろいろな方とつかず離れずで繋がりを保っておく、という目的もあります。
第1回のレポートはこちら>>
オウンドメディア運営の極意
第2回目は5月23日(火)に、“アミケン”こと鈴木健介さんをお招きし、
「オウンドメディア運営の極意」についてお話いただきました。
会場はいつもお馴染み、弊社オフィスの入っている施設、TENOHA代官山「&STYLE LAB」です。
神戸のWeb制作会社に入社されて以降、株式会社オールアバウトでのエディトリアル広告制作やさくらインターネット社の「さくらのナレッジ」初代編集長などを経て、合同会社GX代表に。
現在、数多くのWebメディアにフリーランスの編集者として携わられています。
また、今では参加者500人を超える「オウンドメディア勉強会」の幹事もされています。
今回のテーマは「愛」です
「愛」とは……
古来から人々が歌に詠み、人類繁栄の……云々。
「愛なんて簡単に言うけれど……!」
という恋愛ドラマの一幕のような質問も飛びましたが、
まだ成功のロジックが確立していないオウンドメディアにおいて、
事例はバラバラなれど、成果を上げているメディアに共通していることは「愛」です、
とのお話に、会場も一瞬どよめきます。
それって、なんのためのオウンドメディア?
ここ数年、やたらと耳にするようになったオウンドメディア。
かくいう弊社でもいくつかオウンドメディアの運営を任せていただいております。
また、自社でもオウンドメディアを「しっかりと運営していこう!」という段階であり、試行錯誤(する時間が欲しい……これはどこでもよく耳にするようです)をしていこうとしており、極意となれば喉から手が出るほど欲しいもの。
さて、そんなオウンドメディアですが、
一体なんのためにやるのでしょう?
なるほど、日本ではSEOやコンバージョンを目的としていることが主流で、アメリカではブランディングやカスタマーロイヤリティの向上を目的としているとのこと。
しかし、日本よりも先行しているアメリカでもまだ効果指標が明確ではなく、試行錯誤段階の状況であるようです。
オウンドメディアの効果指標はというと、
同じオウンドメディアでも、日本とアメリカで効果指標が違うのが面白いところ。
それぞれの「愛」のカタチ
アミケンさんの分析によると「愛」には
●共感型
●三角関係型
●ラブレター型
の3パターンあるとのこと。
※実際には、明確に切り分けられず、それぞれにまたがっているものもあるようです。
それぞれ、オウンドメディアと読者(カスタマー)が「愛」を通してどのような関係性を作るか、が図示されています。
一方で、愛のない・愛のなくなったオウンドメディアでは、過剰なコンバージョン重視やステマに走る、コンテンツの質より量にシフトする、PV至上主義になる……など、メディアの死に繋がるような施策を行いがちです。
まとめ オウンドメディアの極意とは
これです!
オウンドメディアの効果は見えづらく、
かけられるリソースも予算も少なければ、効果もすぐ出ないからメンバーも疲弊していく。。。
もちろん、ビジネスとしてやる以上、数値の目標を置くことは必要でしょうが、
どうやったら1番「愛」をかけられるのかを基準に、オウンドメディアの方向性を考えてみてもいいのではないか、そう思えた勉強会でした!
他の施策はやめたらガクッと効果が落ちるけれど、オウンドメディアであれば資産として残る、というのもポイントですね。
「en learning」終了後。
勉強会終了後は、併設のカフェbondolfi boncaffeにて、お酒と軽食を楽しみながら軽く懇親会を行いました!
和気藹々と自己紹介や携わるお仕事の紹介をし合い、歓談します。
今回お話いただいたアミケンさんのオウンドメディア勉強会にご興味がある方は、ぜひ一度のぞいてみてはいかがでしょうか。
また、弊社のサービス「プロクル for メディア」では、
オウンドメディアの全体運営や、掲載する記事単体からもお受けできますので、まずはお気軽にご相談ください!!