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2:6:2の”6割の人”が新たな挑戦するための”スモールステップの踏み出し方”

2:6:2の法則による”6割の人”が新たに挑戦していくには何をすべきか?どんな意識を持つべきか?最初の一歩のきっかけとなる”スモールステップへの踏み出し方”と題して、イベントを開催した様子をレポートします。
【目次】
■2:6:2の6の人とは?
■大企業でこそ変化する
■挑戦する文化を作る
■スモールステップの踏み出し方
 
【登壇者】
ONE JAPAN 共同発起人・共同代表
濱松 誠 氏
1982年京都生まれ。2006年パナソニックに入社。
マーケティング、人事、ベンチャー出向などを経て、2018年12月にパナソニックを退職。
本業の傍ら、2012年に組織活性化とオープンイノベーションをねらいとした有志の会「One Panasonic」を立ち上げる。
2016年、NTTグループやトヨタなど、大企業の同世代で同じ課題意識を持つ者たちを集め「ONE JAPAN」を設立、代表に就任。現時点で約50社・2000名の有志が参画。企業間の共創や社内起業家育成、働き方意識調査など、企業変革、個人変革の取り組みを行う。
ONE JAPANとして「仕事はもっと楽しくできる 大企業若手50社1200人 会社変革ドキュメンタリー」を上梓。
2019年6月から夫婦で約1年間世界一周。5大陸52ヵ国116都市をまわり、現在は大企業やベンチャーのコミュニティ運営・アドバイザリーを通じて変革を支援。日経ビジネス「2017年 次代を創る100人」に選出。
 

はじめに~2:6:2の6の人とは?~

パレートの法則から派生したと言われる2:6:2の法則。組織の中で自然とレイヤーができることを指します。
エンファトリーでは、この”6割の人”が、ボトムアップすれば、大きな変革が起こるのではと考えています。
最初の20%は自律的人材、60%伸び代人材、最後の20%は非自律的人材とすると、6割の人というのはいわゆる”普通の人”と想定できます。
立教大学経営学部教授 中原 淳さんブログ「手厚い新人教育+遅い昇進+長い実務担当者時期」が生み出す「働く意欲の気枯れ」モデル!?には、”「働くテンションの低さ」「働くことに対するモティべーションの低さ」というのは、たいていの場合、中長期の「学習」によって、後天的に「獲得」されたものであると思います。「もともとやる気がない」のではなく「やる気をそがれる経験」により「やる気の低さ」を合理的に学習しているのです。”とあり、そもそも、このレイヤー自体が組織の風土や習慣によって生み出されたものだと考えられます。
なおさら、”6割”の人に働きかけ、上の2割に移行していけば、組織全体がよりよくなると思うのです。
では、この6割の”普通”と言われる人が最初の2割になるには何が必要か?どのような行動をすべきかを濱松氏の経験を交えたヒントを教えてくださいました。
 

大企業でこそ変化する

パナソニック時代に、有志で”One Panasonic”というコミュニティを立ち上げます。社内や社外、退職されたOBのメンバーなど”タテ・ヨコ・ナナメ”の色々な垣根を超えて仲間を作り、改革・挑戦をしてきたそうです。
大企業ならではの「不満があってもなかなか変わらない環境」で6割の人間が、下の2割の人間になってしまうと言います。そうならない為には、「行動」することが大切で、会社も変えていける「場」を作ることも大事なのだそう。
 
挑戦する文化を作る
濱松氏はその後、パナソニックでの経験を生かし、大企業約50社以上が加盟する若手・中堅有志社員の実践コミュニティ『ONEJAPAN』を設立します。
ONE JAPANが掲げるミッションは”挑戦する文化をつくる”です。
具体的には、オープンイノベーションなどの「価値づくり」、社内起業家・社内コミュニティ支援などの「人・土壌づくり」、意識調査や書籍の上梓、講演などの「空気づくり」をしています。
 
大企業に所属し、想いを持った若手・中堅を中心に、ミドルやトップ、社外のイノベーターも巻き込み活動をしています。そして、大企業所属の個人ではなく、自分の社内の仲間・団体としての参加をお願いしているとのことでした。
 
スモールステップの踏み出し方
濱松氏が提案する大企業の中で6から2になるきっかけとなる、9項目の”スモールステップの踏み出し方”は、以下の通りです。
 
1.使命感
重く考えず、少しでも志をもつこと
2.面白がり力
「いいね」「これやってみよう!」と気軽に思える力
3.旗を立てる
「こんなことしますよ」と表明する証、前に進む第一歩
4.信頼できる仲間
5.メンター・伴走者・ロールモデル
仲間の存在はすごく大事。孤独にストイックにできる人は少ない。
6.やりきる精神力
一歩からでもやりきる力。それから二歩三歩と増やしていく。
7.「枠」を外す
色々な価値観があることをまず理解して、枠を外す
8.脊髄反射的に動く
面白がり力と通じる部分で、思い立ったらやってみること。
9.場をつくる、場を活かす
この”スモールステップの踏み出し方”をいかしながら挑戦していく為には、「仲間」の存在もとても重要なのだと強く感じました。
小さな一歩がやがて大きな一歩に変えれるように意識したいですね!

 

風土、制度の変革も一歩ずつ

熱意ある濱松氏のパナソニックでの動き、そして「ONE JAPAN」の取り組みを知ると「うちの会社では難しい」「大きなうねりを作れる人は、一握り」と思ってしまうかもしれません。
でも、一人の気づきや変化が、大きな組織を変えるきっかけになることは間違いありません。どんな組織にいても、誰もがそのきっかけづくりを担う可能性があります。
「複業留学」は、一人が変わる最初のきっかけ作りをサポートします。
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