エンファクトリーのショッピングユニット MDチーム スタイルストア/七緒担当 バイヤー畠田 有香さんにフルリモートin北海道について聞きました!
フルリモート至るまでの経緯・背景を教えてください
2016年からスタイルストアのバイヤーとして働いていて、北海道の東川町という町からフルリモートで勤務をしています(自然豊かなとてもいい町です、せっかくなので冬の町の景色とあわせてお届けします)。
とは言っても最初からリモートだったわけではなく、入社時は東京に住んでいて、東京のオフィスに出社していました。そんな中、家族の仕事に変化があり、北海道に引っ越すかもという話に。
どうするか悩んでいることを正直に上司に相談したところ、フルリモートという形で勤務を続けさせていただくことになりました。
2020年3月末頃に北海道に引っ越しをしたのですが、ほぼ同時に新型コロナウイルスが要因で、会社全体がフルリモート体制に。世界的にもリモートの動きが広がって、これまでは考えられなかったオンラインでの商談も一般的になったこともあり、結果的には東京にいても北海道にいてもそんなに変わらない状況になりました。東京にいた時とほぼ変わらず仕事をしているので、お取引先さまにも「え、北海道にいるんですか!?」と驚かれることもあります。
最も大変だったことは何でしょうか? 具体的なエピソードを教えてください!
わたし自身が大変というよりは、ほかの方の手を借りている部分がたくさんあるなと思っています。リモートでも多くの業務を行うことはできますが、展示会で商品を見たり、商品の撮影立ち合いをしたり、返品商品の状況確認をしたり……と、どうしても現地にいないとできない仕事もいろいろあります。そんな時は、他のバイヤーやMDアシスタントさん、カスタマーサポートのみなさまの力をお借りしています。お仕事を増やしてしまう中、嫌な顔せず協力してくださって、とても感謝しています。
業務的な話ではないですが、切実に困っているのは運動不足になることです。元々完全インドアなので自ら進んで運動をするタイプではなく、家を出ると基本車移動なので、歩くことがほとんどありません。冬はずっと最高気温が氷点下以下で、マイナス20度を下回ることもしばしばあるので、そもそも外をあまり歩けません……。身体を健康に整えることが、目下大変なことです。。
工夫したこと、こだわって取り組んでいることを教えてください
リモートで何をしているか、どういう状況かがわからない分、なるべく細やかにタスクの進捗や状況を共有するように気を付けています。記憶力が本当にないので、あとで思い出せるように自分のためでもあります。
同じ境遇の方にアドバイスがあればお願いします
入社検討されていらっしゃる方にとっては、はじめからリモートでコミュニケーション面で不安に思われるかもしれませんが、フルリモートでも働きやすい環境だと思います。
エンファクトリーでよかったな、と思ったことがあれば教えてください
本人が前向きに取り組んでいれば、新たなチャレンジに寛容で、背中を押してもらえる社風であること。そもそも2020年に上司に相談した当時は、リモートという働き方もあまり事例がない状況だったので、そんな中でも働き続ける方法を前向きに考えてくださったことは本当にありがたかったなと感じています。
あとは、リモートで離れた場所であっても、困ったことがあったら助けあったり積極的にサポートしあうような雰囲気があること。一緒に働くメンバーにはとても恵まれているなと思います。
今後の展望・意気込みを教えてください!
わたしは長らく炊飯器でしかご飯を炊いたことがなかったのですが、火にかけて5分で炊飯できる「松田美智子の自在道具/鉄の小さなごはん鍋」 を使い始めて、ごはんってこんなにあっという間に簡単に炊けるのか!しかも鍋で炊いたご飯、めっちゃおいしい…!と驚きました。
決して料理上手じゃなくても、道具の持つ力に頼ることでおいしく調理できる、ということを体感してから、料理もどんどん楽しく感じられるようになりました。そういった体験ができる方が少しでも増えるよう、そのアイテムだからこその便利なシーンや、逆にちょっと気になるポイントなども含めて、これからもしっかりとつかい手にお伝えしていきたいと思っています。