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株式会社foodrobe様「越境サーキット」課題提示企業インタビュー

エンファクトリーが提供する「越境サーキット」は他社のメンバーとチームアップし、スタートアップ企業のリアルな課題に対して、ヒアリング・仮説・提案を3ヶ月を1タームにして行う越境・対話型オンライン研修です。

株式会社foodrobe(2022年11月18日より株式会社favに社名変更)加藤様に、越境サーキットで課題提示していただいた内容についてインタビューいたしました。

株式会社foodrobeは、プロのレシピを家庭で再現できるアプリfoodrobeを提供している会社です。このアプリには、コロナ禍で苦しむ飲食店など食にかかわるすべての人々を応援したいという想いが込められています。飲食店で働くプロのシェフや著名な料理家がレシピを投稿し、閲覧比率に応じて収入を得ることができる仕組みを作っています。

-越境サーキットの課題提示を決めた理由を教えてください

決めた理由は2つあります。1つ目は弊社の事業に対して第三者による客観的なフィードバックがいただけるからです。2つ目は社会的にDXやイノベーションが叫ばれている中で、異業種と交流するという越境サーキットの事業に興味を持ったからです。

-課題について教えてください

最初は「アプリの認知拡大やユーザーの獲得」でしたが、途中から「ユニコーンを目指せるような新しい食のサービスの提案」に変わりました。

-実際に課題提示してみていかがでしたか

ユーザー目線での「どういうサービスが欲しいか」という仮説とリアルな意見を聞けることにメリットを感じました。今回の「越境サーキット」では、中国でおにぎり屋さんを展開する提案があったのですが、中国の方が実際に感じた悩みからプレゼンしていただきました。越境サーキットの参加者自身がユーザーとして欲しいサービスの提案は、普段事業をしていると見えなくなりがちなユーザーのニーズを肌で感じることができました。

また、プレゼンしてもらえることで、改めて現在地や今後の方向性を確認でき、今後の事業のヒントになると思いました。あるチームから「マクドナルドを超える新しいサービスを作ろう」というメッセージとマクドナルドの時価総額から考えたロードマップの提案があり、私自身が頭の中で、考えていたことをこの「越境サーキット」改めて可視化することができたんです。

-課題を検討いただく際、工夫された点について教えてください

課題提示にあたり、工夫した点はユニコーン企業を目指すという明確な目標を提示したことです。ユニコーンは時価総額1,000億円以上ですが、時価総額を意識したビジネスモデルの考案は、参加者の皆さんにとっても新鮮でおもしろかったと思います。

改善点については、課題を変更してしまったところです。それもスタートアップの醍醐味やおもしろさだとは思いますが、最初は「foodrobeの認知拡大」から短期間で「ユニコーンを目指す新しい食のサービスの提案」に変えたので、皆さんには戸惑いとお手数をおかけしました。

-「越境サーキット」参加者の変化について気づいたことを教えてください

変化への対応速度が想像以上に速かったことですね。参加者の皆さんは大手企業の方ですから、仮説思考や脳内シミュレーションが非常に上手くてすごいなと感じました。事業の企画開発をされている方が参加しており、仮説思考や比較に対してスピーディーにアウトプットしていただきました。それにはとても驚きました。

-最後に、越境サーキットで課題提示を検討している企業へのメッセージをお願いします

まず、第三者の客観的な視点で事業そのものや事業アイデアへのフィードバックをもらえる魅力があります。また、大きな課題から小さな課題までいろいろなことを相談できる点も非常に有意義だと思います。ですので、ぜひベンチャー企業には活用していただきたいですね。ベンチャー企業は社会課題の解決に対して感度が高いと思います。「越境サーキット」は、自社課題(ベンチャー企業)と社会課題の両方を解決できる、非常に魅力的なサービスだと気付いていただけると思います。


越境サーキット課題提示企業募集のご案内

エンファクトリーが提供する「越境サーキット」では大手企業に課題提示いただける中小ベンチャー企業様を募集しております。
新たな視点による気づき、現状の整理、社会関係資本の構築に活用いただけます。

ご興味がある方は、以下よりお気軽にお問合せください。

資料請求・お問合せはこちら:https://life-design.enfactory.co.jp/1869


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