▼プロジェクト
・プロジェクトタイトル:企業風土の大改革~圧倒的な風通しの良さの実現~プロジェクト
・設定課題:経営層が重要・大切だと思うことをしっかりと社員に伝えきることができ、社員は自ら考え、意見・提案をためらうことなく上申できる、これらが当たり前となるよう風土を改革し、「組織としての風通しの良さ」を実現すること
・提案した施策:グループ社員同士のコミュニケーション活性化、グループ社内情報発信の統合的運用、施策の評価、意見・提案の収集体制構築
▼参加メンバー
<課題オーナー>
・佐々木さん(コンプライアンス部)
<参加メンバー>
・青木さん(人事総務部)
・松永さん(人事部)
※仮名です。
「越境コンソーシアム」に参加しようと思った理由を教えてください
実は、私は今回2回目の参加になります。(※今回は課題オーナーとして参加)
昨年初めて越境コンソーシアムに参加した時に、他社の方とのコミュニケーションを取ることがとても新鮮で、自分のキャリアを考えるための気づきがたくさんありました。
今年も越境コンソーシアムが開催されると知り、自ら手を挙げて参加を決めました。
ちょうど今年の4月に今の部署(組織風土変革に注力する部署)が新設され、会社として組織風土の改革により力を入れるようになりました。
その一環として今回の取り組みに参加することになりました。
他社とつながりができるのは面白そうだと思って参加をしました。
「越境コンソーシアム」で得られたこと、気づきを教えてください
私は新卒で入社してからずっとこの会社に在籍をしており、他社の方と関わる機会もあまりありません。
越境コンソーシアムは、3ヶ月、他社の方とチームを組んで課題解決を行います。
表面的な交流ではなく、深い関係性を築けたのはとても良かったと感じています。
また、単純に他社への訪問もとても楽しかったです。
さらに、今回は課題オーナーとして参画をしました。
普段関わることがない課題発見や上位の役職者ポジションへの提案は未経験でしたが、他社の方も巻き込んでいるので「いい加減なことはできない」「何か持ち帰れるものを生み出さないといけない」という責任も強く感じていました。
自分の目線を上げることができた、とても良い経験だったと思っています。
参考)課題の設定ワーク
少人数でも各々が貢献できる役割を持ち、短い時間で物事を進めていくという取り組みの中で「普段より少し濃い繋がり」というものを築けたのではないかと感じています。
今後もコミュニケーションを継続的に取っていきたいと思える人との出会いがあったことも、とても貴重ですね。
今回の取り組みのすべてが印象的でした。
私自身は過去3回転職をしているのですが、それとはまた違う経験ができましたね。
研修という形式で会社から送出されて参加する以上、やはり何か会社に還元できるものを得たいというモチベーションで参加できました。自分の経験値が上がったように感じています。
「越境コンソーシアム」の参加前後で変化はありましたか?
今回のプロジェクトを推進するためには、部署や組織の枠を超えて意見を求めていく必要がありました。
この経験を通じて、他部署や社外の方へ意見を求めることへのハードルは下がったと思います。
私もそれは感じています。
自社の中だけで考え込んで煮詰まってしまうよりも、周りの人に意見を求めることで新しい意見やアイデアを得ることができると感じています。
私も、これまで壁にぶつかったときは自分の経験を基に判断をしていました。
でも他社のやり方も知ることで、判断に自信が持てたり、逆に壁を打破するヒントになったと思います。
また、たまたま食堂で休憩をしていた時に、次回の越境コンソーシアムに参加するメンバーからプロジェクトの相談を受けました。まだまだ小さい輪ですが、組織への影響も徐々に広がっていけばいいと思います。
最後に、越境コンソーシアムの参加を検討している方へのメッセージをお願いします
自社でずっと働いている人や、課題を打破するきっかけを探している人など、
「煮詰まっていると感じている人」に、ぜひ越境コンソーシアムへ参加してほしいです。
外部との共創をきっかけに、視野が広がる経験ができると思います。
私はぜひ、中堅・ミドルシニア層に越境コンソーシアムを体験してほしいと思います。
これまでの経験を見つめなおし、そして新しい世界を感じるきっかけになるはずです。
松永さんと似ているのですが、仕事をそつなくこなせるようになってきた人に越境コンソーシアムをおすすめしたいです。
今回はコーポレート系の課題がテーマでしたが、事業部や開発など様々な職種の方がいました。自分のキャリアを考えるきっかけにもなると思います。
越境学習プログラムについて、詳しく知りたい方はこちら: