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越境サーキット参加者インタビュー「自分の強みと弱みを再確認:チームでの課題解決に見る自己成長」

参加企業:株式会社アイシンあいおいニッセイ同和損害保険株式会社、沖電気工業株式会社株式会社、千葉興業銀行、三井住友海上火災保険株式会社他
プロジェクト:2023年度 第4ターム(10/1〜12/22)
課題提示企業:株式会社コル 福元雅和様

エンファクトリーが提供する「越境サーキット」は他社のメンバーとチームアップし、スタートアップ企業のリアルな課題に対して、ヒアリング・仮説・提案を3ヶ月を1タームにして行う越境・対話型オンライン研修です。N.O様に、越境サーキットにご参加いただいた内容についてインタビューいたしました。

──「越境サーキット」に参加した動機や目的は何でしたか?

私が「越境サーキット」に参加した動機は、社内サイトで人材開発部が募集を行っていたことがきっかけでした。その募集内容に目が留まり、他社のメンバーと一緒にスタートアップ企業の実際の課題に取り組むという内容に大変興味を持ちました。さらに、本業でお客様と関わる機会が減っていたため、人との交流を求めて参加を決めました。

──プログラムを通じて得た最も価値のある学びや経験は何でしたか?

私がプログラムを通じて得た最も価値のある経験は、 企業の状況を分析し、課題を見つけ、それに対する解決策を提案するという一連の流れを体験できたことです。通常の業務では、課題は既に明らかになっており、何をしたいかが決まってからサービスを提供することが多いので、その前段階を経験できたことは非常に有意義だと感じています。

──チームでの課題解決活動の中で、特に印象に残ったエピソードはありますか?

はい、特に印象に残ったエピソードは二つあります。一つ目は、チーム活動中に効果的にツール活用できたことです。同じ言葉でも各メンバーが思い描くビジョンが微妙に異なることがあり、都度、認識合わせを行いました。その際、言葉だけでなく視覚的に確認するために、パワーポイントやMiroといったツールがすぐに出てきてスピーディに認識合わせができ、また意見交換も活発になったことが印象的でした。

もう一つは、発表時やチーム内の会話で、大胆な発言があったことです。それに対して驚きつつも、率直な表現が相手との関係を深める手段になると学びました。そのような素直な会話から真の要望や課題が見えてくることがあると感じ、それがプラスの意味で印象に残りました。これらのエピソードは、知らない人たち同士でチームを組み、素直な気持ちでオープンな意見を交換しながら進めていった結果から生まれたものだと思います。

──プログラムを通じて自己理解を深めることができたと思いますか?具体的にどのような自己理解が得られましたか?

はい、プログラムを通じて 自己理解を深めることができたと感じています。普段の仕事やプロジェクトを進める中で、漠然とした不安や疑問を抱いていましたが、このプログラムを通じてそれらが具体化しました。具体的には、「私はこういうところが気になる」「こういうところが苦手だ」といった自己認識を再確認できました。また、最初に受けた変身資産アセスメントで視覚化した思考の癖を裏付ける体験となりました。例えば、「失敗への恐怖」が強いと自覚していましたが、チームでの活動の中で、自身の発言の傾向を振り返ることや、メンバーから客観的なコメントをもらうことで、エピソードとして持つことができました。これらの経験が、自己理解を深めるきっかけとなりました。

──このプログラムを経験したことで、自分のキャリア観や価値観に何か変化はありましたか?

自分の価値観やキャリア観が大きく変化したわけではありませんが、このプログラムはそれらを支える重要な経験になりました。 自分の弱点や強みを再確認することができ、それが自分の大切な資産となりました。また、他のメンバーとの会話を通じて、自分では思いつかなかった新たな視点を得ることができました。これらの経験を踏まえて自分のキャリアを考えると、自分が重視していることを再確認できました。これらの経験は、これからの長いキャリアを見据える上での一つの素材となったと感じています。

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