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越境サーキット参加者インタビュー「異業種交流の力:越境サーキットで得た自己理解」

参加企業:あいおいニッセイ同和損害保険株式会社、三井住友海上火災保険株式会社、株式会社アイシン、株式会社TJMデザイン
プロジェクト:2023年度 第2タームB(7/1〜9/24)
課題提示企業:株式会社フリップザミント 久川 誠太朗 様

エンファクトリーが提供する「越境サーキット」は他社のメンバーとチームアップし、スタートアップ企業のリアルな課題に対して、ヒアリング・仮説・提案を3ヶ月を1タームにして行う越境・対話型オンライン研修です。三井住友海上火災保険株式会社 待井様に、越境サーキットにご参加いただいた内容についてインタビューいたしました。

──「越境サーキット」に参加した動機や目的は何でしたか?

私は去年の11月に40歳になり、これまでの約20年間の会社生活を振り返ってみると、自分の思考が固定化してしまっていることに気づきました。そのような状況で、「越境サーキット」が提供する異業種交流という新たな視点を得る機会に魅力を感じ、参加を決めました。新しい視点を得ることで、新たなきっかけを作り出せると考えています。このプログラムに参加した最大の動機は、自分自身の視野を広げることでした。

──プログラムを通じて得た最も価値のある学びや経験は何でしたか?

プログラムでは、異なるバックグラウンドを持つ同世代のメンバーと一緒に新規事業についてのグループワークを行いました。その経験から、 自分自身を常にフラットに保つことの重要性を学びました。また、どんな立場であっても、 物事に対して前向きに捉え、挑戦し続けることが大切であるという気づきを得ました。これらの学びは、私にとって非常に価値のある経験となりました。

──チームでの課題解決活動の中で、特に印象に残ったエピソードはありますか?

私たちは3人のチームで3ヶ月にわたりグループワークを行った中で、特に印象に残ったエピソードは、それぞれの得意分野を活かし、最終的にプレゼンテーションという形で成果をまとめ上げた過程です。それぞれの専門性が結集され、一つの成果に結びついた瞬間は、非常に印象的でした。

──プログラムを通じて自己理解を深めることができたと思いますか?具体的にどのような自己理解が得られましたか?

日常の業務から一歩離れ、異業種交流という形でプログラムに参加することで、 自分自身の価値観や物事の考え方について深く掘り下げることができました。特に、仕事は他人のためになるものであり、自分自身も楽しみながら取り組むべきものであるという理解を深めることができました。越境サーキットを通じて、自分自身にとって何が大切なのかを再認識することができたと感じています。

──このプログラムを経験したことで、自分のキャリア観や価値観に何か変化はありましたか?

価値観については、以前は少し曖昧だった部分が明確になったと感じています。自分が今やっていることが本当に正しいのかという漠然とした不安があったのですが、全く違う業種の人々との対話を通じて、その不安が晴れました。 普段関わりのない業種の人々との交流が、自分の価値観をより明確にするきっかけとなりました。

──異業種(違う会社の方)と交流するメリットは何だと思いますか?

異業種の方と交流することで、自分が普段どのように見られているのかを客観的に理解することができると思います。仕事やプライベートで築いた人脈は大切ですが、それらが一定の範囲に固定化すると、自分の領域から離れた新しい世界へ飛び込むことが難しくなります。しかし、自分を全く知らない人たちと交流することで、自己理解を深め、他人と一緒に仕事をすることの意義について改めて考えることができます。どの世代の方であっても、一歩立ち止まって自分自身を見直すことができる、非常に貴重な経験になるのではないかな思います。

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