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複業留学体験レポート「新たな視野を開く:異業種での挑戦」

エンファクトリーが提供する越境型研修サービス「複業留学」は、大手企業の従業員がベンチャー企業で実務を行う「越境研修」です。 今回は実際に研修に取り組んでいただいた株式会社オリエントコーポレーション柴田様に、複業留学についてインタビューいたしました。

受入企業
株式会社研進学院
http://kenshin.main.jp/index.html

──本業での仕事内容を教えてください。

私の主要な業務は、ショッピングクレジットの審査を行うことです。また、お客様や加盟店からの問い合わせに対する電話対応も担当しています。具体的には、クレジット審査の詳細確認や、電話による各種問い合わせ対応が主な仕事内容となっています。

──複業留学に手を挙げた理由を教えてください。

新卒入社から今年で8年目を迎え、また30歳という節目の年齢を迎えたことから、自分のキャリアについて見つめ直す必要性を感じていました。他の業界で何ができるのか、現在の仕事が本当に自分に適しているのかなど、様々な疑問が頭をよぎりました。そんな時、この複業留学プログラムに参加することで新たな視野を開くことができるのではないかと考え、参加を決意しました。

──複業留学先での活動内容を教えてください。また、どんなスキル、能力、ノウハウが活かせたと思いますか?

私が複業留学先で行った活動は、地域塾の空きスペースを利用してシニア層向けのワークショップを開催するためのSNS集客戦略の推進でした。具体的には、SNSのアカウント作成、運営、投稿などを担当しました。さらに、高校生向けの大学受験対策やオープンキャンパス情報をまとめた記事の作成も行いました。この活動を通じて、 自分が何を得意としているのかを再確認することができました。本業とは全く異なる業務や業界での経験でしたが、自分で考え、アイデアを出すことが得意であることを認識しました。

──複業留学で困ったことは何ですか? またどのように乗り越えましたか?

初めてのオンライン業務に対する慣れなさを感じました。しかし、集中して取り組むことで、この問題は克服できました。一方で、時間管理は少し難しく感じました。本業とは異なり、自分で業務を進める必要があったため、何時までに何を終わらせるべきかという時間の管理が求められました。対策として、時間を意識して業務を進めるように心掛けました。本業では基本的に、仕事が来たらすぐに対応するというスタンスでしたので、この経験は新鮮でした。

──留学先で一番驚いたこと、違いを感じたことは何ですか?

留学先で一番驚いたことは、塾の講師の方々との距離感が近く、 自由に意見を出し合う風通しの良い環境だったことです。特に、留学先の代表はとてもオープンに受け入れてくれる方で、皆が自由に活動している様子が素晴らしいと感じました。また人数が多い場合や大きな変化をもたらすことが難しい本業とは違うと感じました。本業では大きな変化をつけることは大変で、変えたいと思ってもなかなか変わらないという現実がありますしかし、留学先では私自身も意見を言いやすい環境だったと感じています。アイデアや相談事を話し合いながら決めることができたので、非常に有意義な時間だったと思います。

──複業留学の前後で何が変わりましたか? もし、周りの人への影響があれば教えてください。

複業留学を経験したことで、 自分の考えやアイデアを積極的に発信することの重要性を再認識しました。自分の思考を共有することで、同じ考えを持つ人が見つかったり、新たなアイデアが生まれる可能性があると感じました。
また、自身の経験を周りの人々と共有することの価値も感じています。複業留学の経験を話すことで、新たなアイデアや変化を生み出すきっかけになるかもしれません。そのため、今後はより多くの人と自分の経験を共有したいと考えています。ただ、現状では話す機会が少ないのが課題です。私の職場はシフト制で、全員が揃う時間がほとんどありません。昼休みもバラバラで、全員で話す時間を確保するのが難しい状況です。そのため、情報共有は主にメールで行っていますが、メールだけでは伝えきれないこともあります。これからは、意識的に話す機会を作り、全員で情報を共有する時間を設けることが重要だと感じています。

──同時期に複業留学に取組んでいた同期との関わりや互いの活動・レポートから学びや気づきはありましたか?

はい、同期の皆さんのレポートを通じて、それぞれが異なる進行状況で取り組んでいることを知り、それが非常に興味深いと感じました。自分自身が進行していく中で、他の人がどのような経験をしているのか、何を学んでいるのかを知ることができ、これが非常に刺激的でした。また、他の人がどのような目標を持って取り組んでいるのかを知ることで、自分自身の目標設定についても再考するきっかけになりました。各レポートからは、皆さんがどのような業界で、どのような仕事をしているのか具体的には想像しづらい部分もありましたが、それぞれの感情の変化やコメントを見ることで、皆さんがどのような変化を経験しているのかを感じ取ることができました。皆さんの経験や学びを共有することで、自分自身の仕事に対する意識も高まり、これは非常に大きな学びとなりました。

──第三者からの評価を受けて、どう感じましたか?

非常に高い評価をいただき、とても嬉しかったです。しかし、自分自身の思考やアイデアを他人に伝えることについては、まだ改善の余地があると感じました。特に、自分の考えを他人に伝えることができなかったり、求めていたアイデアが思い浮かばなかったりした点は、自己反省の材料となりました。もっと恐れずに様々なアイデアを出せたら、結果も変わったのではないかと思います。また、今回の複業留学はオンラインで行われましたが、対面で行った場合とは異なる結果が出たのではないかと思います。特に、実際に現地に行って体験することができなかった点は、少し残念に感じています。これらの経験は、今後の本業にも活かしていきたいと考えています。特に、自分の考えを他人に伝えることや、新しいアイデアを出すことは、今後の仕事でも重要なスキルになると思いますので、これからも改善していきたいと思います。

──複業留学での経験を今後どのように活かしていきたいですか?

複業留学で学んだ 自分の意見を恐れずに共有する大切さや、新しいアイデアを出すことの重要性を、今後の仕事に活かしていきたいと思っています。また、この経験を他の人に伝えることも重要だと感じています。このような経験はなかなか得られるものではないと思うので、それを多くの人に伝えることで、新たな視点を提供できればと思います。特に、直接話すことで伝えることの重要性を感じたので、その点を活かしていきたいと考えています。また、複業留学の経験を通じて、自分が何をやりたいのか、何に向いているのかということを改めて考えるきっかけになりました。その結果、自分が楽しいと思える仕事は自分に向いていると感じるようになりました。そのため、これからは自分が楽しいと感じる仕事を探していきたいと思います。

──ほかのメンバーに複業留学をおすすめするとしたら、どんな言葉をかけますか?

まず、この複業留学は経験しなければ理解できない部分が多いと思います。だからこそ、興味がある人はぜひ挑戦してみてほしいと思います。ただ言葉で説明するだけでは伝わらない部分もあると思うので、「まずは自分で体験してみてください」と背中を押してあげたいです。私のチームのメンバーからも「具体的に何をしているの?」という質問をよく受けました。それだけ、この経験は想像できない、理解しづらい部分が多いと思います。だからこそ、一度挑戦して自分自身で経験することの大切さを伝えたいと思います。

複業留学 留学生インタビュー一覧:https://enfactory.co.jp/blog/tag/%e8%a4%87%e6%a5%ad%e7%95%99%e5%ad%a6%e7%94%9f%e3%81%ae%e5%a3%b0
複業留学 受入企業インタビュー一覧:https://enfactory.co.jp/blog/tag/%E5%8F%97%E5%85%A5%E4%BC%81%E6%A5%AD%E3%81%AE%E5%A3%B0?_gl=1%2A1c5r7oq%2A_gcl_au%2AMTkwODU2ODc0MC4xNjkyMzIwNzM3


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複業留学:https://teamlancer.jp/lp/fukugyo_ryugaku
越境型研修サービス一覧:https://enfactory.co.jp/ekkyo-gakushu

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