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Eviry × En Factory 共催オンラインセミナー『オンライン完結イノベーション人材育成術』

リアルな研修や人材交流が難しい中、オフラインとオンラインを掛け合わせた「ハイブリット研修」やライブ配信で開催する「採用イベント」を実現する『millviポータル』とこれからの事業を創造・変革していく人材を育てる企業間での「越境学習」を叶える『複業留学』についてご紹介したオンラインイベント開催されましたのでご紹介したいと思います。
 

■登壇者

株式会社エビリー ビデオソリューション事業部 マーケティング
若林 健太氏

2015年より新卒で広告会社である株式会社アマナに入社。大手飲料水メーカーなどを担当、多くの広告宣伝施策に携わる。その後、外資系製造メーカーのマーケティング担当を経て、2020年2月に株式会社エビリー ビデオソリューション事業部のマーケティング担当として入社。様々な業界に対して動画を活用したコミュニケーション手法に関する情報発信を行い、企業のビジネス活動をサポート。

 

株式会社エンファクトリー
ライフデザインユニット 
松岡 永里子氏
東京都出身。広告代理店、ディベロッパーを経て、2016年からエンファクトリーにジョイン。オウンドメディアの運営や専門家コンテンツ制作に携わる。エンファクトリー入社2年目から複業を始め、自ら「越境」の効果メリットを体感し、2020年1月より「副業特区」「Teamlancerエンタープライズ」「複業留学」のセールス・マーケティングを担当。
 
【目次】
■株式会社エビリー「動画を活用した効率的なオンライン研修」
ーウィズ / ポストコロナ時代に求められる研修スタイル
ー動画で伝えるメリット
ーこれからの研修の形『ハイブリット研修』
 
■株式会社エンファクトリー「複業留学から生まれるイノベーション人材」
ーイノベーション人材とは
ーイノベーション人材を、デザイン
ー『越境学習』とは何か?
ー複業留学

 

株式会社エビリー「動画を活用したオンライン研修」

ウィズ / ポストコロナ時代に求められる研修スタイル
若林 健太氏(以下敬称略):企業における研修は今までのオフラインからオンライン(インターネット)へ変わりつつあります。

オンライン研修は大きく分けて2つあります。

 

(1)参加型オンライン研修
WEB会議ツール(ZoomやGoogle meetなど)を使用した双方向型のコミュニケーション。
視聴ログが取れにくいデメリットがある。

(2)講義型オンライン研修
一方向コミュニケーションで100名以上の研修に最適。

「講義型オンライン研修」についてもさらに2通りに分けることができます。

 

(1)ライブ配信型
講師がリアルタイムで講演する形式です。
主なメリットはチャット機能を使用してリアルタイムに質疑応答できます。
 
(2)オンデマンド配信型
事前に用意した研修動画コンテンツをストリーミング配信する形式です。
主なメリットは、繰り返しなんども視聴できることです。

 

動画で伝えるメリット

若林:再生回数などの視聴データやテキスト学習と動画学習を比べた実験結果の分析によると、集合・対面研修を動画に置き換えた際に得られるメリットは下記の通りです。
 
・学生がなんども繰り返して見ている
・動画はテキストに比べて情報の定着率が上がる
・テキストで内容を動画に置き換えることによってイメージとして記憶に残りやすく、時間が限られていても多くの情報が入ってくる
 

これからの研修の形『ハイブリット研修』

若林:最後に、Eラーニングで行う基礎研修はオンラインで行い、商品包装や接客などは現場で行う”現場×オンライン”の『ハイブリット研修』の事例を紹介します。
 
【株式会社アクタス様】
オンラインで基礎研修+現場で研修
 
【株式会社島忠様】
あまり変動のない基礎的内容を定額コンテンツ利用し、新商品など内容が変動する内容は社内でコンテンツ制作をしている。
 
【株式会社TYO様】
採用イベントをオンライン化したところ、
1.採用イベントに参加した学生が前年の2倍に。
2.採用イベント後の新卒エントリー数は一部職種で前年の3倍の増加となった。
 
新たにシステムを構築することなく、簡単に動画共有できるポータルサイトを構築することが可能です。社内外へのセミナーや研修に最適です。
詳しい事例を知りたい方はこちら>>
 

株式会社エンファクトリー「越境学習がどんな人にももたらす3つの効果~輝きだして、 走っていく~」

 

イノベーション人材とは

松岡 永里子氏(以下敬称略):イノベーションとは「新規事業の探索」×「既存事業の深化」と言われており、”新しい事業を探す”ことが大切とされています。また、イノベーションをおこす可能性が高い人の要素として、”多様性 × 自発性”を繰り返していくことができる人材なのだと考えます。
 
大手企業において、イノベーション人材が育たない理由としては、
”学んだことを捨て学び直すことへの不安”が挙げられ、「現状維持の方が楽なのでは?」という”現状維持バイアス”からも変化への不安や現状を変えたくないという傾向があります。
 

イノベーション人材を、デザイン

松岡:自発的な行動を促すにはきっかけが必要です。
そのきっかけの一つとして『越境学習』があります。
普段の生活や組織の中を離れて全く違う環境に身を置くことで新たな視点や体験が得られ、不安定ですが、刺激があります。

複業留学

松岡:企業として提供する『越境学習』の種類としては社内制度としての「副業」「兼業」や研修制度として「出向型」「プロジェクト型」と並んで「複業型」があります。
Teamlancerを運営するエンファクトリーではこの「複業型」の研修制度として『複業留学』というサービスを展開しています。
ベンチャー企業への武者修行のサポートをエンファクトリーが企業間に入りサポートします。
アウェイ環境に1人で行くことで自発的に動かないといけなくなるので、今の会社への”ありがたみ”であったり、反対に会社への疑問などがわかります。
実際に『複業留学』を体験した方の感想では、「当たり前だと思い、疑問にも思わなかったことへの気づきができたこと」といった声がありました。
ハイコンテクストを知り、見方を変えて気づく多面性、自己理解を深めることで自律した人材へに変わるきっかけとして活用できます。

 

まとめ

企業の研修をオンライン×オフラインで行う”ハイブリット研修”や採用活動をオンライン動画で行うなど動画のオンライン化など、人材育成や人材獲得に活用できるメリットが多くあり、企業の採用活動はさらに活発になりそうですね。
また、企業間での「越境学習」で得られる様々な気づきや自己理解を深めていくことで自立した人材の育成が可能となる”複業留学”
どちらも今後のイノベーション人材育成に役立つサービスだと感じました。

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