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複業留学体験レポート「ビジネスマンとしての懐の大きさは、社外経験の豊富さに比例する」

「複業留学」は、大手企業の従業員がベンチャー企業で実務を行う「越境研修」です。

今回は実際に研修に取り組んでいただいた株式会社ニフコ(https://www.nifco.com/)の富名腰様に、複業留学についてインタビューいたしました。

■送り出し企業
株式会社ニフコ
富名腰 拓さま
■受入企業
株式会社TOWING

ー 改めて複業留学に手を挙げた理由を教えていただけますか。

これは私自ら手を挙げたわけではなく、上司からご指名を頂いて複業留学した背景があります。現在の仕事について1年半ほど経っていたこともあり、若干の慣れ感も出てきた中で個人的に気持ちを切り替えるいい機会と感じたので参加させていただきました。営業からTOYOTA設計への出向や、財務へ行き、また営業に戻り、複業留学も経験でき、運はいいほうだと思っています。

ー 複業留学で困ったことはありましたか。また、それをどのように乗り越えましたか。

 困ったことは、特にありませんでした。それも、人に恵まれていたと感じるところもあって、分からないことはすぐに聞ける環境でしたし、フィードバックも的確にいただけて、迷う事があまりなかったと思います。分からないことが分からない、ということがない環境でした。

ー 留学先で一番驚いたこと、違いを感じたことはありますか?

これは、仕事というよりは一番驚いたのが会社の建物です。常日頃、会社が持っている建屋で仕事を行っていますが、今回の受入企業のオフィスが一軒家で。1Fがオフィス兼ロビーのようになっていて、2Fのベランダがミニ農園だったり、全然知らない学生さんが2Fに住んでいたり、猫がいたり。普段、想像するオフィスとは全く違う環境だったので。そこが一番驚きました。

ー 複業留学先での活動内容について教えていただけますか。また、どんなスキル、能力、ノウハウを生かせたと思いますか。

活動内容としては、農業に関する事業構想であったり、TOWINGさんがお持ちの「高機能ソイル」を活用できる何か、「高機能ソイル」を使って何か新しいものを造れないかということを調査する事をメインに行っていました。後は、大手食品メーカーさんへの提案資料の作成であったり、「スタートアップ」さんが集うワーキングの提案・企画資料の作成をしました。

全く違う業界ですので、見えない課題や今後起こりうる未来の課題を想像するのは難しかったのですが、ありたい姿や、自分の中の未来像を描き、ある程度仮説を立てて、業務を進めることで乗り切れたと思っています。このあたりでも、普段行っている業務とは親和性もあって、結構楽しく出来たかなと思っています。

ぼやっとはしていましたが、「こうなったらいいな」とか、個人的な希望も入れながら。あとは知り合いの農家さんに聞いてみて、「こんなのがあったらいいな」とか。そうすることで自分事として取り組め、やりがいも感じられました。

ー 複業留学の前後で何か変化がありましたか。もし、周りの人への影響があれば教えていただけますか。

他社を巻き込むことの大切さです。TOWINGさんはいろんな企業とコラボされていて、それぞれのミッションを達成しています。自社だけではなく、他社(者)も巻き込むことで、より大きなシナジー効果を感じました。

そこが常日頃思っていた「他社を巻き込む」ことの力が大切という思いが確信に近づいた気がします。

ー 第三者からの評価をご覧になってどのように感じましたか。

正直、安心したというか、「出来ることはやれたんだ」というのは感じました。社外の方から評価を受けるというのは初めてでしたので、じっくり読んで自分の中に足りていないところは明確にしたうえで今後の業務に生かしていきたいなと思っています。

ー 複業留学での経験を今後どのように活かしていきたいと思いますか。

先ほどお伝えした「他社を巻き込む」という考え方が自分の中で確信に変わってきましたので、巻き込むことの大切さ、自分の思いをワーキングとか新たな活動を通じて、フットワークを軽くしつつ出来るようになっていきたいなと思います。

ー 新たな活動というのは?

社内のワーキングです。まずは社内。社外も巻き込みたいのももちろんですが、社内で出来ないことは社外でも出来ないので、社内でトライして出来そうなら社外にどんどん輪を広げていければと思います。

ー 他のメンバーの人に複業留学をお勧めするとしたら、どんな言葉を掛けますか。

「とりあえずやってみたらいいんじゃない」ですね。楽観的ですけど、社外に出て気付くことは沢山あると思いますので、変なプライドは捨てて人生の勉強だと思って、やりたいならやってほしいなと思います。

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