株式会社丸八テント商会様「複業留学」受け入れ企業インタビュー

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株式会社丸八テント商会様「複業留学」受け入れ企業インタビュー

2023.01.06

BY en Factory

新たな人材によって、新しい分野への挑戦のきっかけづくりに

エンファクトリーが提供する越境型研修サービス「複業留学」は、大手企業の従業員がベンチャー企業で実務を行う「越境研修」です。

株式会社丸八テント商会の前田様に複業留学で取り組んでいただいた内容についてインタビューいたしました。

株式会社丸八テント商会は、お客様のご要望に合わせたテントのデザインから設計、施工までを一貫して行っている会社です。アウトドアのテントだけでなく、インドアとして室内の装飾などの意匠性のあるテントも製作しています。

ー複業留学の受け入れを決めた理由を教えてください

弊社では2012年から大学生向けの長期インターンシップ事業に取り組んでいます。また、テントづくりと人づくりの両軸でダイバーシティ経営を意識する中で、日本人だけでなく留学生、高校生、社会人、ママ、シニアの受け入れを行い、みんなで物づくりや人づくりに取り組んでいこうと思っている会社です。複業留学というサービスを知り、弊社のやりたい事と合っていると感じました。このサービスを通して、また新たな人材に出会える良い機会だと思い、今回利用いたしました。

ー留学生は複業留学中どのような稼働をされていましたか？ 研修内容を簡単に教えてください

今回の留学生はITに関する知見のある方でしたので、「ITを駆使して新しいマーケティング機能を兼ね揃えたパラソルを作る」という取り組みに携わって頂きました。元々弊社の中で立ち上がっていたプロジェクトでしたが、社内にITに詳しい人材がいなかったので中々思うように進んでいなかったところ、今回ITに知見を持った留学生が来てくださったので様々なご提案を頂くことができ、非常に助かりました。

ー実際に受け入れてみていかがでしたか

社内にない知識や技術をお持ちの方と一緒に仕事をすることで、新しい刺激を頂きました。今までにない商品を開発することができ、新しい分野へ進出する良いきっかけにもなりました。

ー苦労した点について教えてください

留学生に対しては、特に困ったことは全くありませんでした。あえて言うならば、会社のことについて事前に説明させて頂くことが多い点です。弊社にはインターンシップなどで様々な人材が集まっていて、いくつかの事業を行っています。また代々引き継がれているプロジェクトなどもあるので、そういった事を仕事に携わっていただく前に説明することが多くあります。その点は唯一、弊社の問題ではありますが苦労したところです。

ー留学生の変化について気づいたことを教えてください

留学生自身もおっしゃっていましたが、中小企業と大企業で働くことの違いを感じていました。弊社は中小企業なので、一人のスタッフが1つの仕事を最初から最後まで行うことが多いです。一方、留学生が働く会社では、自分のやっている仕事は組織の一部分にすぎず、それがどこにつながっているのかわからなかったり、隣で働いている人がどんな仕事をしているのかわからなかったりすることがあるようです。弊社で働くことで、積極的に動けば動くほど自分の成果につながる環境の中で、より一層、熱心に取り組んでいただけるようになったと感じました。

ー最後に、留学の受け入れを検討している会社へのメッセージをお願いします

このサービスを利用してみて、他業種から留学生が来ることにより、社内のスタッフもやる気になりますし、新しい知見により新しい分野へ踏み込む良いきっかけになると思います。まだ迷われている会社様がいましたら、是非とも挑戦してみてほしいです。