en Factory ブログ

複業留学体験レポート「複業留学で見つけた新たな自分:挑戦から学びへ」

エンファクトリーが提供する越境型研修サービス「複業留学」は、大手企業の従業員がベンチャー企業で実務を行う「越境研修」です。 今回は実際に研修に取り組んでいただいた株式会社オリエントコーポレーション 井出汐那様に、複業留学についてインタビューいたしました。

受入企業
株式会社Cafe Snap
https://cafesnap.me/

──本業での仕事内容を教えてください。

以前の部署は、ショッピングクレジットを扱うセンターで審査業務を担当していました。現在はクレジットカードを扱うセンターに異動し、現在は研修中です。研修後の配属先はまだ決まっていないので、具体的な業務内容は未定ですが、可能性としてはコールセンター的な部署や、セキュリティ部署、あるいはテレマーケティングのような営業部署などが考えられます。これからどこに配属されるのかはまだ不確定な状態で、不安と期待が混ざり合っています。

──複業留学に手を挙げた理由を教えてください。

私が複業留学に挑戦したいと思った理由は、新しい経験を求める気持ちが大きかったことが挙げられます。入社以来10年間、同じ部署で働き、異動の経験がなかったことから、日々の生活に単調さを感じていました。同僚や後輩たちの部署異動があったり、新たな職場へ移ったりする姿を見て、私も新しい挑戦をしたいと思うようになりました。さらに、複業留学を経験し、その過程を楽しみながら取り組んでいる先輩たちの姿を見て、自分もその経験をしてみたいと思うようになりました。

──複業留学先での活動内容を教えてください。また、どんなスキル、能力、ノウハウが活かせたと思いますか?

留学先では、カフェ紹介アプリへの店舗登録の承認作業、イベント用の紹介文作成、Instagramの更新、クライアント向けのメールマガジン画像作成、新規販路の提案などを行いました。
これまでの経験やスキルが活かせたと感じる部分は、アプリへの店舗登録承認作業です。これは、私の本業である審査業務と同様に、正確さと迅速さが求められる業務でした。また、紹介文作成の際には、本業での電話対応経験が役立ちました。顔を見ることができない相手に対して、明確で理解しやすく、重要な情報を伝えるスキルが共通して活用できたと感じています。

──複業留学で困ったことは何ですか? またどのように乗り越えましたか?

留学期間中、最初に直面した困難は、在宅勤務やオンラインでの業務遂行に慣れることでした。ZoomやSlackなど、普段使用していなかったツールを使うことになり、その操作方法に慣れるまでには時間がかかりました。しかし、慣れることで、一人で集中して作業を進めることが得意だと気づきました。ただ、集中しすぎて作業が長引くことがあったため、昼食時間や休憩時間を意識的に設け、作業にメリハリをつけるようにしました。
また、本業ではあまり経験のなかった新規のアイデアを考え出す作業にも苦労しました。特に、新しい販売方法を一から考えるという経験は初めてで、途中で思考が停滞することもありましたが、なぜこれをやりたいのか、何が重要なのかということにもう一度立ち戻って考え直すことで問題を解決することができました。その際には、留学先の代表から教えていただいた思考法やアドバイスが大いに役立ちました。

──留学先で一番驚いたこと、違いを感じたことは何ですか?

留学先で最も驚いたことは、代表一人で運営されている会社の 迅速性と、私に任せられた業務の規模です。本業では、小さな変更でも複数の承認プロセスが必要だったり、多くの人々の同意が必要で進行が遅くなることが多かったのですが、留学先ではそのような制約がなく、自由に行動できることに驚きました。また、代表が一人で行っていた業務を私に委ねていただけるという経験は、本業ではなかなか得られないもので、その違いを強く感じました。

──複業留学の前後で何が変わりましたか? もし、周りの人への影響があれば教えてください。

自身の気持ちが大きく前向きに変わりました。以前は同じ部署で同じ業務を続けていることに対して、自分がずっとこの状態に留まるのかという疑問を抱いていました。しかし、複業留学を通じて新たな挑戦を行い、初めての経験を積むことで、自分自身でも新しいことに挑戦できると感じるようになりました。これが新たな意欲を引き出し、 今後も新しい挑戦をしたいという気持ちにつながりました
この変化は周囲の人々にも伝わったようで、私の経験について話すと、同僚や後輩たちから興味を持って聞かれることが増えました。実際に、次回の複業留学に挑戦しようと考える人も増えています。私がこれまでのイメージを変えたことで、周囲の人々も新たな可能性を感じ、複業留学に興味を持つきっかけになったのではないかと思います。

──同時期に複業留学に取組んでいた同期との関わりや互いの活動・レポートから学びや気づきはありましたか?

私と同じ支店で複業留学に取り組んでいた同期が2人いました。同期とは日々、どのように業務を進めているのかを共有したり、同期のレポートを読むことで、同期が取り組んでいた業界や業種は全く異なるものでしたが、それぞれが素晴らしい活動を行っていることに感銘を受け、尊敬の念を抱きました。
同期の活動を見ることで、私自身も頑張らなければという意欲が湧きました。特に、進捗状況のレポートを見て、自分も早く進めるべきだと感じることがありました。
また、同期ではありませんが、過去に複業留学に参加された留学生のレポートを読むことで、自分がこれからどのように進めていくべきかをイメージすることができました。

──第三者からの評価を受けて、どう感じましたか?

全体的に高く評価していただき非常に嬉しかったです。自分自身の活動をあまり大げさに考えていなかったので、他の企業の方々から評価をいただけたことは自信につながりました。また、フィードバックいただいたことで、自分の新たな一面を見ることができたと感じました。私の今後のキャリアについても期待していただけたとのことで、非常に感謝しています。

──複業留学での経験を今後どのように活かしていきたいですか?

複業留学で得た最も大切な学びは、自身の成長に対する前向きな姿勢です。これは私のキャリアにおける大きな転換点となりました。今後は、社内外を問わず、自分自身を常にアップデートし、学び続けることを心掛けていきたいと思います。

──ほかのメンバーに複業留学をおすすめするとしたら、どんな言葉をかけますか?

私が一番伝えたいのは「まずは挑戦してみること」です。私自身、始める前は大きな不安を感じていました。特に、これまで限られた環境しか経験してこなかったので、他社で何ができるのか、本当にやり遂げられるのかという疑問がありました。しかし、実際に挑戦してみると、思いがけず共通点を見つけることができました。
また、同期のレポートを読むことで、自分とは異なる視点やアプローチを学ぶことができ、自分自身の成長につながったと思います。最初は他の人と自分を比較してしまい、自分にはできないと感じるかもしれませんが、他人と比較するのではなく、自分自身が成長すること、自分自身の視野が広がることが重要だと思います。自分自身の成長のために、ぜひ一歩踏み出してみてください。

複業留学 留学生インタビュー一覧:https://enfactory.co.jp/blog/tag/%e8%a4%87%e6%a5%ad%e7%95%99%e5%ad%a6%e7%94%9f%e3%81%ae%e5%a3%b0
複業留学 受入企業インタビュー一覧:https://enfactory.co.jp/blog/tag/%E5%8F%97%E5%85%A5%E4%BC%81%E6%A5%AD%E3%81%AE%E5%A3%B0?_gl=1%2A1c5r7oq%2A_gcl_au%2AMTkwODU2ODc0MC4xNjkyMzIwNzM3


エンファクトリーでは、複業留学をはじめとする様々な越境学習サービスを提供しております。詳細については、ぜひサービス一覧ページをご覧ください。
複業留学:https://teamlancer.jp/lp/fukugyo_ryugaku
越境型研修サービス一覧:https://enfactory.co.jp/ekkyo-gakushu

最近の投稿

月別投稿

PAGE TOP