エンファクトリーが提供する越境型研修サービス「複業留学」は、大手企業の従業員がベンチャー企業で実務を行う「越境研修」です。
今回は実際に研修に取り組んでいただいた株式会社オリエントコーポレーション 鈴木様に、複業留学についてインタビューいたしました。
株式会社青木光悦堂
https://aokikouetudou.com/
──本業での仕事内容を教えてください。
私はオリエントコーポレーションの東京第2オフィスに所属し、主に契約申し込みに関する与信業務を担当しています。
──複業留学に手を挙げた理由を教えてください。
現在の会社には約17年ほど在籍しており、その中で、自分自身の成長や仕事に対するモチベーションが、やや曖昧になっている状況にありました。 こうした現状を改めて見直すための、良い機会になるのではないかと考え、複業留学に応募させていただきました。
──複業留学先での活動内容を教えてください。また、どんなスキル、能力、ノウハウが活かせたと思いますか?
留学先では、主にSNSを活用したマーケティング業務を担当させていただきました。
私自身、興味のあることを調べたり、コミュニケーションを図ったりすることが比較的得意な分野でしたので、そうした特性を活かしてSNSの企画を提案したり、実際の運用担当者、いわゆる「中の人」としてフォロワーの皆様との交流を図ったりといった活動に取り組みました。
特に貴重だった経験は、フォロワーさんと「中の人」としてやり取りをする中で、「このお菓子のこういうところが気に入っている」といった、顧客の生の声やレスポンスを直接聞くことができた点です。
企業アカウントの「中の人」となり、オンライン上とはいえ顧客の声と直接対話する機会は滅多にないため、非常に有意義でした。
──複業留学で困ったことは何ですか? またどのように乗り越えましたか?
自分が考えているSNSの方向性が、留学先の皆さんの意向とズレが生じていないか、意思のすり合わせが十分にできているかという点に悩むことがありました。
普段の本業の環境であれば、周りに人がいるため、気になることがあればすぐに話しかけ、相手の表情などから意図を汲み取ることができます。しかし、留学先ではオンラインでのやり取りが主体であり、作業中は実質的に一人で進めることが多かったため、意思疎通がうまく図れているかの確認が難しいと感じました。
この不安を解消するために、自分から積極的にコミュニケーションを取ることを心がけました。
例えば、「私はこのように考えますが、いかがでしょうか」といった形で提案したり、先方が現在どのような作業をしているか想像し、その中で自分が手伝える部分がないかを先回りして声をかけるなど、相手との距離を詰めるよう意識して行動しました。
──留学先で一番驚いたこと、違いを感じたことは何ですか?
留学先で一番驚いたのは、物事に対するレスポンスの速さです。
本業では、承認プロセスを踏む段階が非常に多いため、実際に物事を進めるまでに時間を要しますが、留学先ではそうしたことがなく、仕事がサクサク進んでいくことに驚きを感じました。
また、私が一意見として挙げた提案が、実際に企画として進行したり、採用されたりするケースが多くありました。意見を尊重し、それを積極的に組み取るような会社の風土が根付いていることに改めて気づき、組織としての柔軟性が高いのだと感じました。企画書として提案したものは、ほとんどが汲み取ってもらえたため、そのスピード感に驚きました。
──複業留学の前後で何が変わりましたか? もし、周りの人への影響があれば教えてください。
複業留学を通じて、オンラインで進める仕事や、今までとは異なる業種の内容を知ることができ、自分の視野が大幅に広がったと感じています。
また、自ら積極的にコミュニケーションを図ることで、さまざまな状況に対して柔軟に対応する力が養われていったのではないかと思っています。
周りの人への影響としては、私が複業留学で四苦八苦しながらも挑戦している姿を周囲が理解してくれており、「私もやってみたい」という声を実際聞き、相談に乗ることもできたため、周囲のメンバーにも良い影響を与えることができたのではないかと感じています。
──同時期に複業留学に取組んでいた同期との関わりや互いの活動・レポートから学びや気づきはありましたか?
複業留学の同期の存在は私にとって非常に大きかったです。
通常の業務では関わることがない10人ほどの同期と交流を持つことができ、同期のレポートを拝見することで、「自分も頑張ろう」とモチベーションを高めることができましたし、同期がいてくれたことが心強かったです。
実際、同期の一人のミッションに関する打ち合わせに、私が参加させていただいたこともありました。私の担当する顧客との接点を持つカスタマー的な業務経験が、その同期のミッションとマッチしていたため、相談に乗ることができました。
私は複業留学開始前のワークショップで同期のメンバーを知ることができたので、開始前から自分から積極的にチャットで連絡を取り、交流を深めていました。年が近いメンバーがどのようなキャリアを考えているのか、どんな考えを持っているのかが気になったためです。せっかく得られた交流の機会を財産にしたいという想いから、自分から積極的に関わるように意識しました。
──第三者からの評価を受けて、どう感じましたか?
留学先からの評価をいただき、改めて複業留学にチャレンジしてよかったと感じています。
積極的な姿勢を持って業務に取り組むということが、今後の自分のキャリアを築いていく上で、非常に重要な要素であると再認識しました。
今後は、この経験で得た気づきを、今後の業務でどのように具体的に活かしていくかをさらに追求していかなければなりませんが、そのための良いきっかけになったと強く感じています。
──複業留学での経験を今後どのように活かしていきたいですか?
今回の複業留学の経験を、今後の自分のキャリアをより良いものにしていくためのきっかけにしたいと考えています。 正直なところ年齢的に現役としての勤務期間が限られている状況の中で、今後の自分のキャリアについて「どうしようか」と強く考えていた部分がありました。
しかし、複業留学を通じて、年齢に囚われることなく挑戦できる可能性があるということを知ることができたのは、私にとって一番大きな収穫でした。また、自分のやりたいことや好きなことは何なのか、というのを知るきっかけにもなりました。 今後は、これからのキャリアをより良いものにしていくために、積極的に行動し、チャレンジする姿勢を持ち続けることを大事にしていきたいと思っています。
──ほかのメンバーに複業留学をおすすめするとしたら、どんな言葉をかけますか?
もし複業留学に挑戦することに躊躇したり、不安を感じたりする部分があるのだとしたら、一旦その不安は脇に置いておいてもらって、まずは「挑戦してみる」ということを強くお勧めしたいです。
本業に在籍したままで、他の企業で働くという経験ができる機会は本当に貴重です。
また、会社も従業員のキャリア形成のために、こうした支援的な制度や環境を用意してくれています。せっかく会社が環境を用意してくれているのに、それを活用しないという手はありません。 挑戦することで得られる知識や成長といったものは、自分にとって大きな経験となるはずです。不安は横に置いて、まずは一歩踏み出してほしいと思います。
【複業留学とは?】
ベンチャー企業の課題解決を通じた越境学習の実施により、「行動変容を促す研修プログラム」です。
3~6か月間×週1日の実践で、通常業務と並行して実施が可能です。
詳しくはこちら:https://teamlancer.jp/lp/fukugyo_ryugaku
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