エンファクトリーが提供する越境型研修サービス「複業留学」は、大手企業の従業員がベンチャー企業で実務を行う「越境研修」です。
今回は実際に研修に取り組んでいただいたSMBCコンシューマーファイナンス株式会社宮脇様に、複業留学についてインタビューいたしました。
受入企業
一般社団法人路上博物館
https://rojohaku.com
──本業での仕事内容を教えてください。
主な業務は、コールセンターにて、個人向けローンの審査と融資、またご利用いただいているお客様からの問い合わせに対応しております。
──複業留学に手を挙げた理由を教えてください。
これまで同じ部署で3年間働いてきた中で、新しいことにチャレンジする必要性を感じていました。ちょうどそのタイミングで複業留学の公募があり、思い切って応募しました。この機会を通じて、自分の限界を広げたいと考えました。
──複業留学先での活動内容を教えてください。また、どんなスキル、能力、ノウハウが活かせたと思いますか?
留学先では、ECサイトの売上向上を目指した改善プロジェクトに取り組みました。この活動において、これまで培った業務スキルがどれほど活かせたかというと、正直なところ実感は少なかったですが、「やりきろう」という姿勢を大切にし、それが活かせたと思います。この前向きな思考は、業務を進める上で非常に重要だと感じました。
──複業留学で困ったことは何ですか? またどのように乗り越えましたか?
スキル不足に直面し、最初は戸惑うことが多くありました。また、週に1回の活動だったため、計画の立て方や進捗管理が難しかったです。しかし、留学先の理事の方が丁寧に指導してくださり、具体的な手順を教えていただくことで、業務を進めることができました。手厚いサポートがあったことは非常に心強かったです。
──留学先で一番驚いたこと、違いを感じたことは何ですか?
一番驚いたことは、意思決定のスピードです。今回の留学先は、従業員が2名という小規模な環境であったため、会話の中で、迅速に意思決定が行われる様子を見て、「あ、もう決まるんだ」と感じました。私の職場では、提案が承認・実行されるまでに、何名もの確認を通すため、時間がかかってしまうことが多く、迅速な意思決定の重要性を改めて実感しました。
──複業留学の前後で何が変わりましたか? もし、周りの人への影響があれば教えてください。
複業留学を経験したことで、視野が広がり、会社全体として何をすべきかを考えるようになりました。責任感が芽生え、他の社員に対しても「こうあるべきだ」という意識が強くなりました。まだ周囲に具体的な働きかけはできていませんが、これから、私の発信や行動が良い影響を与えられるよう、取り組んでいきたいと思っています。
──第三者からの評価を受けて、どう感じましたか?
評価をいただき、大変嬉しく思っています。特に私自身仕事を進めるうえで重要だと考える「コミュニケーション能力」を評価いただいたことは嬉しく思います。
一方で、「我の強さ」が不足しているという指摘もあったため、今後は自信を持って様々な業務を推進できるよう、業務知識や取り組み姿勢を強化していきたいと考えています。
──複業留学での経験を今後どのように活かしていきたいですか?
複業留学で得た経験は、今後の私にとって重要な財産だと考えます。意思決定の速さや視座の高さを意識し、客観的な視点を持ち続けることで、より良い成果を上げられるよう努めていきます。
学んだことを忘れず実践し、これからの業務に活かしていきます。
──ほかのメンバーに複業留学をおすすめするとしたら、どんな言葉をかけますか?
「まずはやってみよう!」というのが私の言葉です。行動を起こすことが大切で、経験を通じて学ぶことができます。私は、何か新しいことを学ぶ機会があれば、「やります!」と主体的に手を挙げて取り組むことを心掛けています。
もし複業留学に少しでも興味があるのであれば、自己成長の機会と捉え、前向きに参加してみてほしいと思います。
【複業留学とは?】
ベンチャー企業の課題解決を通じた越境学習の実施により、「行動変容を促す研修プログラム」です。
3~6か月間×週1日の実践で、通常業務と並行して実施が可能です。
詳しくはこちら:https://teamlancer.jp/lp/fukugyo_ryugaku
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